歩きながら

幾つか考えた事の中に、事務作業の完全なバイト職場で以前遭遇した、劇団員と仕事掛け持ち男の
事があった。人間がどうしょもないというか、劇団員によく居るタイプなんだろうというかとにかく
元手があんまりないまま嵩に着るタイミングをすごい見計らってるような感じの人だったように
思う(誰も芝居見るのにお前の能書きは聞かないだろうというジャンルの人なのだが)。
 でもまだ「表現」一本で生活してなかった分、普通の人間にたかってはいなかっただろうしバイト
してた分恥の感覚はあったのだろうと思う。問題なのは全面パクリの癖にアートや表現で間違って
外化してるタイプで、正直言ってそういうタイプが何故自殺せず生きてるのか全く不明。当たり前の事だが人間って収入が自分より上であり、なおかつその稼ぎが詐欺とか盗用とかバクチとか犯罪のニオイのしないものの上に築かれている場合に、相手を信用するのだなと思う(そう考えるとカフカはデリカシーの塊のように思えるのだが)。
稼ぎが数十倍でも根っからおかしい「意識の革命」とか何だお前、と思う。自分より貧乏でなおかつ文学だのアートだの発想も貧相なのにカサに着るのも死ねば、としか思わないのだが。

相変わらず「糸井重里 キモい」とかそういう検索が多い。島田伸介みたいなタイプでないので問題になって
ないだけで(私に限らず)本当は広範囲に問題行動を取って迷惑かけているのだと思うが。何とかして刑事告発
したい限り。