2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧
言明したらば何となく身体の調子がよくなる。よかった、 よかった(この日記に書いてあることの中でも、霊感と電磁波 とかについてはバカみたいにきもいと思う。でも世の中には 何をラディカルだと思っている人が居るか分からないわけで、 考えようによって…
もともと頭痛もちだからいいものの、殆どある種の障りかもしれない、 と思えるくらい肩が凝るので(まさか何か乗ってるということはないだろうし、 そういうの信じないが)、色々と策を講じる。 ♪ マイケル・ジャクソンが亡くなったのをニュースで見ていたの…
降り注ぐ小さい円状の緑を抜けて、鉄骨の腕が 伸びるコンクリートの建物を上がっていく。鉄骨の 腕は灰色だが柔らかく伸びていて、肌理が細かい。 上がりきったところで矩形に切り取られた空を眺めながら その場所を取り囲む空気を言い表してみたくて、頭の…
朝夕乗っている電車の中で考え事をしている時に、その先に目的の場所が あるのとないのとでは考えることが違うな、と思う。目的の場所まで行く 間に帳尻を合わせて考えようとするのか、本を読んでいるときの自分の 内側に異様に色々な景色が入り込むことがあ…
手のひらに乗るくらいの小さい竪琴を二台、どこからか手に入れる。 土台になっているのはアーモンドのかけらで−−近づいてみると大理石の 模様があった。竪琴は金と薄い青の組合せで張り詰めた弦からは色々な 場所を明示する音が出る。方向を示す音に従い、そ…
一呼吸置いてから風のしるしを受けるとき、片方のポケットに入れたままにしておいた 万年筆から洩れたインキが身体中に回るように感じる。コートされた夢(入れ物にいれられて 継ぎ目をしっかりと封じてある)を試しながら場所を移動できる気がして、午後の…
宗教がらみの話。もうめんどくさいので、いっそのことプロテスタントとして自己決定して しまおうか、とも思う(しないような気もするけれど)。色々読んだり思い 返したりしても、この宗教はあんまり恥ずかしいことはない(少なくとも 乱交とかヘンな称揚を…
エピファニーという現象は、別に日曜学校に通っていたときにもそんなに近しくなく、 感じたこともないのだけれど、ある特殊な環境下では起こりうることなのだろう、と 思う(詩を書いているときの心理状態にはそれと近いものがある)。 カルトの洗脳下で起き…
読み終わる。面白かった。早く続きが読みたい、と思う。 「証人会」という宗派のモデルになった団体の人と、一時期よく話をしていた (私自身は無神論者で、強いてもしひとつ宗派にコミットしなければいけない としたら、子供の頃通っていた日曜学校的な、も…
購入し読み始める。面白くて、すごくいい本だと思う。改めて村上春樹は現実に 起こりうるような話しか書いていない、と感じる。 主人公の青豆と自殺してしまった友人の環、環の自殺の原因になった夫のDVの くだりを読んでいて、おそらくごく近しい同性の友…
「死の海を泳いで」を読み終わる。途中なぜかボーっとしていて、「ソンタグの娘さん、お母さんが 大好きだったんだ」と思う。この本を書いているのはソンタグの息子さん。(2004年頃に精神的に あわただしくなければ、私は個人的にスーザン?ソンタグについて…
オレンジ色のプラスチックでパスポートのケースを作る、というよく分からない夢を見る。 (硬くて透き通っており、パスポートは黒いかたまりに見える。金色の菊の花も見えて いるのだけれど、何だか普通のパスポートのそれらしい雰囲気とは違う感じ)。 ♪ 電…
案の定売っていなくて、予約し、代わりに「死の海を泳いで スーザン・ソンタグ最後の日々」と「今日、派遣をクビになった」という 本を購入する。後の本については電車の中で読む(ある種の「労働自体の臨海」みたいな部分については思うことが ある。今の仕…
クリーム色の厚みのある布で作られたメニューがある。捲るとそこには雲のかたちをした銀色の切り抜きが沢山散りばめられており、指先で触れると銀の粉で汚れる。ある種の遠さから、自分が1日を過ごす空の分量が決められてもたらされる、そんなメニュー。雲…
必要なカタログを集めるために外出(餅は餅屋、ではないけれど、改めて、ある種の技術開発をずーっと地道にしてきた企業が、一番いいものを出してる、ということが、建材の世界ではよくあるんだなぁと思う)。 途中、子供のころの自分にとって、この季節には…