カールする

時間とともに移り変わる波の中に、細かくカールした水鳥の羽が並べられ、それぞれの長さの分、自然に書き込まれた名と命がある。けれど生きているとは限らない。羽根は時々揺らいでよその世界を見せるのだが、書き込まれた名が呼ばれても軽い波の気配しかしない。
ただその気配が、時折カールする、と言える。


移動しながらぼんやりと、色んなものが開示のリズムを持っていて、それが集まったものとして現実がある、という考えに惹かれていた事を思いだす。


ハリー?ポッターを書くと書いた日の日記を読んで思ったけど、何かハリー?ポッターとは違う感じがする。別段大儲けなんか出来なくていいのだけど、読んでいて1つくらい世界の謎と通底しているようなものが書きたい、と思う事が多い。 思うところあって中古のWindows機を一台購入する事にする。