ロブ・グリエ

　亡くなってしまったのね、と思う。言語だけで時間の流れの中で起こる事柄の
外的な要素を言い当てたい、という欲求（私はこれを、食欲とか性的欲求とか、保身以上に
大きい欲求だと思っている）にフレームを作るものとしてのヌーヴォーロマン、という捉え
かたは、自分の中でとても大事だったなぁと感じる。
　そういう方法をいちいち考えなくては気がすまない人たちが居たという事には、しみじみ含蓄がある。そのあたりの事を無視して大雑把な括りで意識を（巨
視的に）捉えようとする方法にものすごい理不尽さを感じる。
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　時間の流れの中で起こる事柄の外的な要素は、それがない限り言葉が言葉として成り立たないような
何ものかで、そういうものをめぐる考察はある時期すごく洗練されたのだと思う。
　それで、そういうものの過去完了的なフォルムを無視するか一従属現象とみなして、科学知が自分の
取り分を「ヒトの意識全般」の中に求めることは、馬鹿げてるし胡散臭い気がする。
たぶんそれはベイトソンだのアルチュセールだのが問題提起を巡って不安定になったような問い
なので、他人の生活領域を侵犯してまで強いることはないんじゃないかなぁ、と感じる。
（例えば、ベルグソンが書いているような個体の分化以前の純粋な時間の流れというものにアクセス
出来るヒトが居るとして、そういうヒトが現実の中に起きうることを前倒しで感知し言語化する能力を
持つとする。たぶん量的な違いはあっても人間にはみんなそういう力があるのだが、一度時間-性の流れ
を分化させないでそれに浸ったヒトにとっては、拘泥することが自己確認になってしまって、結果
ネットストーカーまがいの手口で超能力者ぶったりしているとすれば、
そんな手口で立場を稼ぎ出してる人の問題提起内に居ても意識の起源なんて解明できないんじゃないか、と
私は感じる）。

　このブログを客観的に見ても、内容の多くにMさんがブログで言及しているのは間違いの
ないことなので、あえてちゃんと書いておくことにする。私は世渡りしていく上で数度「アホから
つきまとわれている」と言われて困り果てたことがある。本当にアホかどうかはともかくとして、何で
こんななんだろう、と、読むたび思う。
（いくら儲けてようが、言語には言語の仕事があり、数式には数式の仕事があるような気がするので
なおさら）。

　私が読んだのは三冊だけなのだけれども、
共通して感じたのは、何で周りの出来事をご都合主義の<意識>定義の従属現象にするんだろう、という
事だった。

　ついでなのでもう一つ書いておく。私は匿名掲示板に書き込みをした事は一度もなく、これからも書き
込みすることは全くない（そんな必要はないので）。別に調べ上げられても何も後ろぐらい事もないの
で、事情と自分が感じている危険とか理不尽な点は全部リアルタイムで警察に伝えている。今後、多勢に
無勢みたいな形でする嫌がらせについて、法整備がどんどん進むように願っている。
（ちょっと困ってしまったことの中に、若いのに整形繰り返してる人格障害のタレントに個人情報を
引っ張られてるというのがあって、同じ位の年齢の別にアイドルでも何でもない人のまっとうな可愛さ
とか大人っぽさを見た後だと、別にこういうのを表に出しておく必要もなにもないのじゃないかなぁ
とうんざりする。というより整形してこの程度にしかならないんだったら、殺伐としてるのでこれ以上
直す必要ないんじゃないか、と思う。肌の肌理とか表情が汚い。顔の造作と
関係ない表情の汚さってどうしょもないもので、それが本人書くところの「○○○な父」とかのせいだと
すれば、何かとてつもなくさもしいなぁと感じてしまうし、人の書いたものをパクッていい加減年食っちゃ
ったサブカルオヤジみたいなのの機嫌とらないとやっていけないんだとしたら、あんまり生まれてきた意味
さえないんじゃないだろうかと思ってしまう。ゴミ捨て場というか。

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