夕刊フジ/霊的に自堕落な場所について

 普段買わないのだけれど、つい見出しにつられて購入してしまう。
 ほんとに、何をしてるんだろうなぁ、と思う。テレビ業界って。
 「川田亜子さん 盗聴に脅えていた」って、これはほんとにそういう目にあって
 いたんだろうな、と思う。
 2003年ごろには、まだテレビを見ていて(今でもかかっている
時はぼけっと見ることもあるし、究極的には中で個人情報がやり取り
されていようといまいと、馬鹿馬鹿しくてどうでもいいことは変わらない
のだけれど)、朝のワイドショーの見出しチェックとかで、なんかなんだろうね
と思うこともあったのだけれど、もともと情報摂取がテレビから出来ない性格なので、あまりダメージにはならなかった。
 今考えるとどうでもいいやと思うのだけれど、ラサール石井
とか糸井重里って、別にどんなスタンスの人だろうと自分の
感覚からはものすごく疎遠だ。
あと、NHKで言うと、登坂淳一(とさか じゅんいち!)
というアナウンサーの人が凄すぎる。

  でも、タレント志望の女の子で、偉いさんに献上され損ねてそのまま
潰された人とかも相当居るのだろうと考えると、テレビ大嫌い。
そういう目にあっても、
誰一人として自殺しないで欲しい。
 久しぶりに落ち込む。

            ♪
 ジョイスがイェイツを嫌っていた話を、話しながら少しづつ
思い出していた。そういうとき楽しくて、なんだか未だに、
言語実験を始めなくてはならなかった背景がわかる気がする。
そしてジョイスに付随するかたちで、ラカンのことも、
サントームのことも、思い出す。(抑圧しなければならない
霊的な体験があるということの恥ずかしさ)。 
 私も、土地のたった一日に起きた事柄についての小説の
用意があるんだった。