秋らしい舐めるような陽の流れ。
たまたま2日くらい前に、起きがけものすごく変わった考えが沸き起こってきて、精神的なロスの部分を代補しようとしている何かがあるのかな、と感じる(中庭の明るいところに女性が横たわって、淡々と考えごとをしている、というシーンを思い浮かべていた。当たり前なんだけどその事自体に何か特別な意味はない。例えば、私には霊感みたいなものはないのだけれど、凄くベタな考え方をした時に避けにくいそういうものに対して、内部から別の次元のテンションを保とうとして生起してくる強烈にモダンなイメージがあるのかもしれないな、と思う。そういうものって心理的な感覚が入り込む余地がないような、妙に洗練されすぎた景色なのだ。洗練というのは、<ものを見ている>という事に近い。心理的なバイアスがなく、単にあるように景色だけが展開される、というのは、本当はものすごく変な事なのではないか、と思う)