駅の古書店

新古書店と違う拘った品揃えの古本屋さんが駅にあって、おもわず覗いてしまう。国書刊行会から出てる新青年のモダニスム文学集が、ぜんぶ揃っている。中村真一郎がたくさん。人の往来が多い駅で、ほかに見た目も味もソフトクリームだけどフローズンヨーグルト、っていうお店がある。小さい路面店のリゾット専門店も。
通りすぎるときに心もとない気分になって、こういう差異とほぼ同等に取り扱われる自分の内面とか、心理構造みたいな事を一瞬思い浮かべる。一方でそんな違いなんてどうでもよいと見なすあれこれの命題みたいなものがある事も思い浮かべる。あざとい拮抗だなぁ、と思う。
なにがこんなにあざとさを感じる原因なのか考えようとするけど、うまくいかない。