年末は予定通り折口信夫と、古本屋で購入したエミリー ディキンスンを読みながら、年越し。初詣に行くために色々と下調べをする(年初めは神道式なのだった。クリスマス当日は10何年かぶりに教会のミサに出ました。遡りにくい程昔から信じられている宗教の寛容と広がりを思いつつ)。


レム睡眠のときに少しだけ、相欠きの入った柔らかな時間の影がさっと顔の上を広がり、溢れ、やがてかたちを変えて淡い光に縁取られたガラス窓になるのがわかる。私は見ているものの質をはっきりと感じとろうとしている時に、何か少しあるがままの現象を折り曲げる事があり、その時無性に忘れやすかった。