年越し

今年は色んな意味で凄く有意義な一年だったので、愚痴も含めて飽きもせず話を聴いてくれた人、色々伝えてくれた人たちに感謝します。来年はもっと具体的な事が出来るよう、何が自分の身動きをしにくくするのか、価値観の芯になっているものが何なのか見極めていくつもりです。もしこのブログを見ている人で、「何かインテリア関係の参考資料が欲しい」という方、何となく感覚が合いそうだから模様替えの相談をしたいという方が居る場合、来年からは直接連絡が取れるようにしてみるつもりです(私は生活形態が変わっても一生フルタイムの仕事をしていくつもりなので、当面は雇用規約に反しない提案資料になる事と思いますが、誠意を込めて出来るだけの事はしようと思います)。


明日、元日の夕方6時から、テレビチャンピオンの「世界大工王決定戦」に、知人のインテリアショップがカーテンの施工(イギリスチーム)で参加します。ウィリアム モリスのカーテンだそうです。来年は大きなモリスの企画展もありますが、モリスの布は、やっぱり他にない濃密な思想性の感じられるデザインなので、見ていて飽きることがありません。「そんな考え方もあるんだなぁ」みたいな軽い衝撃と陶酔感で空間が一杯になります(デザインとしては、凄くリピートがきれいなので、動物も植物も動き出しそうに見えます。)
それで、確かに不況なのだけれど、愛着を持っているものがしっかり解れば荒み切る事もない、と改めて感じます。あとガザの空爆が早くにおさまりますように。括弧つきの平和祈願なんて出来ないですが(あと持ち回りで書いてませんが)、それまで普通に暮らしてた人が急に空爆されるところを思い浮かべると身体がすくみます。

久しぶりに(ずいぶん長い間料理出来なくなっていた)人参(36円だった)と聖護院かぶみたいな大きいかぶを買って、半分グラッセにする(2日3日は持つので、トーストにバター塗ったのと朝ごはんにする)。半分はすりおろして烏賊と混ぜて、揚げたあと年越し蕎麦に入れる予定。

今年の夏にバウハウス展で茂木さんとすれ違ったのは本当に衝撃だったのだけれど(その後ブログで私の事蛾呼ばわりしてなぁい?というのにもイラッとしてた)、来年はあんまり茂木さんと内田樹先生の悪口言うのを止めようと思う。色々疑問はあるにせよ、まだマシという気がしてきた。特に茂木さんはストレスたまっているのだろうし、内田先生は老後が心配なんですよねと思う。

それは私が希望してもどうにもならないのかも知れないけれど、企業メセナがもっと復活して、代わりに明らかに80年代の遺物みたいな表現形態(商品コピーとか)がもっと外部委託されればいいなと言う気がする。