不動産の権利と権利侵害

このあたりの事はまともにしないといけない、と思う(性犯罪者のうち、覗きの罰則をもう少し重くすべき、というか、もし洗脳だの行動の監視や管理が問題になるのだとすれば、そういう異常者を対象にすればよいだけなのだが、つくづく日本は犯罪者に甘いよね、と思う)。

マックスフィールド パリッシュの展覧会をどこかでやらないかなぁ、と思いつつ、ワイエスのプロフィールを見ていたら、この二人ともペンシルバニアの出身なんだという事に気付く。気持ちがよく見られる画家でいいなぁ、と感じる。
考えてみれば当たり前の事かも知れないが、土地ごとに統覚もその場所で優勢な宗教も違う、と感じる。
特定の新興宗教の、ほとんど生き証人のような方にお話を伺いながら、ある体制の中心的なドグマや体質、特性みたいなものが伝播していく事により、覆い隠されるものは何なのか、何が新しい特性として付け加えられるのか、考える。

度々読もうと思っている「ファントム空間論」なのだが、要は日常的な統覚が何らかの理由で排除されてしまった時に、もう一度それを取り戻すのに役立つように思えるのだった。洗脳や新興宗教に言及し過ぎなのだが、本来は一度定立した生活世界や自明性に立ちもどれば、身体的にも精神的にも活力が戻ってくるように意識をセッティングしておけばいいだけのような気がしており、私は科学の前提はそこだと読み違えていたのだ(余りにもフッサールに近づけたかたちで)。
その前提を深く揺り動かす量子力学なり何か新しい科学の飛躍って何なのか。それがひたすらドグマと、それに付随する変な比喩表現の乱舞に飲み込まれていくのであれば、何の意味も無いんじゃないか。そんな事を思う。