サフランの球根

 必要があってサフランの雌蕊を買うのだが、とても高くてサフランの球根(以前日記に書いた)を植えなかったことが悔やまれる。
 面積はそれほど無くてよいから、まともに果実とか食べるのに役立つものがちょっととれるスペースを作りたい、と思う。
 何か植えてるともろに環境と精神状態がわかるようで、珍しい花の種が発芽したのはちょっとうれしい。あときれいなグランドカバー
になるような花があるといいのだけれども(垂直にいくつものお花が出るみたいだった。くっきりした群青色でつやがあるのが素敵。
プヤ・ライモンディという、100年に一度しか咲かないのも凄いけれども)

                    ♪
 以前人からのパクリで本を出したと書いた古谷という人だが、素朴に私となんか話をしたいのではないか・・・と思わせるところが
あり、料理のことを書くと、料理のことを日記に書いているのである(このアートで食べてる人たちの伏し目がちのコミュニケーション
と巨大新興宗教って、私の中で暗い基底テーマになっていて面倒くさい)。
 なので生活とか脳から流出した情報を元にパクリなんて絶対駄目だが、作れるとモテるらしい「肉じゃが」の作り方を伝授することにする(この「肉じゃが=モテる」というのが謎で、多分タマネギとじゃがいもと牛肉あれば普通に作る気がする)。


4人分
ジャガイモ四つを乱切りにして水に浸す
タマネギ一個はくし切りにする
牛こま200グラムは適当に切る(脂身が多少あったほうが美味しい)
調味料は醤油大匙2と2分の1、みりん大匙1と砂糖大匙1で、あらかじめ混ぜておく。
タマネギ炒めて火が通ったら鍋の端に寄せて牛こまを中央に入れ、調味料を全部かけて絡めながら炒める。
ジャガイモを入れて水をひたひたにして、ジャガイモが柔らかくなるまで煮る

                       ♪
 抽象表現主義だけで食べていくのが難しいのは容易に想像できるのだが、他人の個人情報に手をつけいるのに
貧乏を嘆かなければいけないのは何か根本的に欠落してるからとしか思えず、私は来年この人に回っている
原稿の依頼を自分にもらいたい、と思っています。