シュルレアリスム展

週刊新潮を貰い、読みながらいまの段階で放射線被ばくは普通に予防する程度で気にしないでおこうと思う。津波と被災地の状況が大変だからだけど(だから疎開者は宮城や福島の人をまず優先、というのは、具体的で実効的な話かと思う)。大体2008年位から電磁波だの何だの書いており、実際全身倦怠感とか脳がピシッという感じ(怖い)があるにしろへらへらごまかしつつ仕事し、勝手に海外旅行に行ったりもしてるから気の持ちようというのは大事なのだろう。大体株価操作と地震兵器というけれん味の強いトピックで、自分と無縁でもない場所の名が散見されるのは何なのか。もし本当に精神状態を看守されるとして、勝手にマインドコントロールの解除してすまんと思う(それだけ愚にもつかなかったという事だけど)。
国立新美術館シュルレアリスム展へ。少し前に駅のホームから看板を見ていて、ブラッサイ見られるのだな、そんなに沢山来ていないだろうな、と思ったが果たして数点のみで、でも興味深く眺める。数年前に沢山まとめて二度見たときは、街中の写真を撮ったものと実験的な方法にちょっと差異があるように感じられて、それが面白かったのだった。
シュルレアリスムの作品を見ながら、無意識とか精神状態の背後の媒介物をかいているタイプの作品には今気持ちが動かされるが(アンドレ・マッソンとかラムとか)、いわゆるシュールな、オブジェの羅列みたいなものには微妙に関心がもてない事に気付く。そういう時なんだろうけれど。
何だか気持ちのほぐれるものを読みたい気がして、またしても「自然現象と心の構造」と、朝永振一郎「科学者の自由な楽園」を順繰りに眺める。