オプティカルなもの/白熱電球の廃止

視覚的効果から自我構成を補強する、とか音素の組み合わせから癒えるとか、でも変な話という気がする。 ♪
ただの木片が王国になるまでの過程を切り取ったもの。抒情の奥に隠れた感情生活を言い表わそうとして、いつも世界に引かれた境界を踏み越えてしまう、という言明。儀礼的な祭壇の乾いた裏面の部分。壮麗に祭られるものの麓のところで木の小片が乾いている。

work in progress の横尾忠則論(というより、そういう実存)について、多分とても分かりにくいだろう事を丁寧に聞き取ってもらい、釈然とする。メディウムの汚れ、みたいなものについて。
凄く古くさいレイヴとかパーティのイメージなのだろうが(多分村上龍の小説の表紙を描いていたものを見た事もあり)、何か心身寄生的な濁りに固執したりそういう行動の中で窃視的になるみたいなモードの汚い印象があり、やっぱり権力志向なのだろう、というような話(しかし全く込みいっていない)
チャネリングがどういうものか実感として分からないにせよ、オカルティックな能力の見せかけを他人をコントロールする道具に使う、という凄くファシスト的な体勢があり、記述エラーの捨て場みたいな感じなのだ。釈然としないのはそれが素の人間の生死に関わるような権限を持ち得る(持ちたがる)という事で、気味悪いというのを結局は起きた事のまま話し、特におかしな事を言っているとも見なされない。

フリーメイソンやオカルトに関心はないが、何だか儀礼的な結び付きに他人の心身を賭けるタイプのおかしい話に、都度巻き込もうとする(変な共同体の中で、妊娠や出産を生き延びるための切り札として、それまでその場にいたの全員と寝てた女が頑張って出すのだが、何か見え透いた母体憎悪から引き取り手の男が他の女に粉掛け始める)という話に、劇画チックというか連合赤軍的というか、丸尾末広の漫画を実写で見てるような気味悪さしか感じないのだが、それを言明したとしても私じゃなくておかしいと見なされるのはその団体でしょ、と伝えると、まあ絶対自分の心身に関わる話として捉えない方がいいよという常識的(大人)な返答が。

習い事から帰りつつ、何か一切干渉される必要のない、単なる日常の内的構成を当たり前だが世間一般は選びとっているというような事を思う。

白熱灯が使用制限までかかったのに驚きつつ、でも電気使用の出力の方を絞る必要性の事を考えると無理もないな、と思う。クリアのクリプトン電球さえLEDで再現出来てしまう、その精度には大変驚く。