夢と定立

について少し思うところがあり、近所でブルトンを一冊購入する(ブルトン自身が軍医として、シェルショックの専門家ではあった訳だけれど、シュルレアリスムの体系が乗せられていたのは、実際どんな現象と場の上だったのかと。事実ブルトンは結構何度もシェルショックについて書くし、シュルレアリストとのやり取りもある種そういう感じがあるのだが)。

職場までの電車の中が暑く、手の甲が焼けないように日焼け止めを塗る。

甲羅干し、という言葉は愉快。腹這いで背中を日光に当てること。何の懸念もなくそれが出来るようであれば素敵な場という気も。
       ♪
「冥土めぐり」は読んでみようと(また高橋たか子作品についてつらつらと考えていた)。
シュルレアリスムを結局、単に夢と無意識についての作品化として捉えるのでなく、シェルショックの専門家が無意識も
立体的に把握したものと捉えるべきなんじゃないかという思い。
シェルショックに近いような感覚は、例えば島尾敏雄にはある。多分その後の夢幻様反応と体系化も。