分子生命科学

本当だったら思い浮かべてから言語化し、差異差延が言語で分節されるはずの
思考が、勝手に外から看守されたり分節されるという現象について、もっと
詳しく掘り下げなければいけないのじゃないかという気に(ほんとはそこに
エスニシティとか広義の芸術作品の動機が含まれるのだから、これは単に
「科学的に」割り切れるわけでも割り切ったフリが出来るわけでもないように
思える)。
当然そこで症候論とも分ける必要がある訳で・・・というようなことをごそごそ
してると、やっぱり「差異と反復」にものすごく縛られているような気に。
目の前に「精神と物質」が見えるがシュレーディンガーという人が嫌い。

               ♪
バーナード・リーチ展に。すごくよかった。
何を描いてあっても(ウサギでも架空の動物でも鳥でも)素朴な黄色い
釉薬のお皿に人魂が乗っかってるみたいでちょっと怖いのだが。内部で
暮らす習慣のある人のデザインだなぁと思う。呆けて見る(全部が一回
魂とか精霊的なものに還元されてからお皿に描かれるような)。
15分位のドキュメントを放送している前で無心に見入ってる人たちに
何だか妙な一体感があったのもよかった。民藝館大好き(あの何も
してない切り出した木肌とか、晒したままで染めて織った布とか)。
また行きたい。