一回全部自明性というか常識のラインに並べて生きるのに
手間がかかると困る。あとやはり人間はすごく単純に自由で居たく、それが内面にかかる場合科学だけで絶対に解消出来ないという気がする。技術(論)的に解消しても存在論的な部分で絶対に解消出来ないものがあるというか、信仰にしても自由にしても愛や
世界観の構築にしても単純でクリアランスの取れた形態があり、
過干渉は欺瞞や破綻を招く。

盲導犬は可愛らしいし、単なる犬の比喩で解消してはいけない
ような存在論的に尊い何かがあるような。

ラカンを読んでいるとどうしても、人間リアリティ構成上あちこち
不備がある存在なのだという気がするが、それを通して他人に
不備をあてがっても自分が不備の受け手になってもいけないと感得。