思考の合成的判断
色々な階梯が複合されて生まれる判断の層。
キリムとか、長いタペストリーの中に折り込
まれている図案と似ている。多分その中にある
言葉は何か具体的なセンシュアルなものを指し
しめしている訳ではない。けれどそこに在る。
(そういうものとして、ペルシャ絨毯の模様
織りを眺めていたことがあった)。
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(こういう書き方をしては何なのだけれど)
「摂理」の教祖がつかまって、あれと内実が変わんない
ようなのをちゃんと摘発して欲しいなーと思う。そういう
とこでやり取りされてる遺伝的構成とセックスについての
ジャーゴンとか、投影されてる神話とか、なんかこってり
しててキモイ。あとそういうところにフィジカルに取り込
まれると、ちゃんとした整形で顔を直したりするんだろう
なぁと思うと、何かそれも鬱(このメランコリックな感じは、多分女の
人が他の症候を生きることの出来なさに関わってくる。
というかカルトに献上されているお便所営業の人の症状
なんて迷惑以外の何ものでもないのだけれど)。
そういう団体とオブセッションについて、ちゃんと考えるの
は痛切に面白いんだけど、でも基本的には薄っぺらい物語に
対する薄い従属の繰り返しが強いられてるのかなと思うと、
そういうものの理念化にだけはえんがちょ切りたい感じがする。