美味しい林檎

喉が渇いた時に、妙に林檎を食べたいことがある。蜜が入っていて固くて、ちょっと酸味の強い林檎(紅玉のイメージなのかも)。ガラスの容れもので、ちょっと脚のついたようなのに入れたい。
最近あまり果物を食べたいと思わなかったのだけれど、ずーっと置いてあった何かのおまけの料理本に載ってた林檎だのメロンだの、何であんなに美味しそうに見えたのか考えてみる。書いていてばかみたいなのだけれど、あれは印刷してある紙の質感とかが関係あったのだろうな、と思う。
 ドメスティックで落ち着きのある、でもちょっとキラッと来るような感じに弱い。そういう場所での生活は多分、色々なテクノロジーが発展しても隠されたままで、何処の
国でもあるような気がする。