出来事と夢の中間

銀色の葉脈がある幅の広い葉陰に、小さい虫が沢山集まっている。水の置き場がたまたま湖と呼ばれて、広がりをもち乾いた空き地の上に広がる。中に生き物はすまないのだけれども、何か居る事を想定すると水の表が相応に膨れる。

黒いスペードが沢山集まっているように見える樹について。遠景としてそうなのか、樹の中でも葉の密集しているあたりを見てそう感じるのか、瞬時には捉えきれないが、それがある、と感じた後にすぐ黒いスペードの印象が続く。樹の群れでも葉でも悪くない感じとして。