なんで黙るの

別に、宮台真司の子供が可愛くない、と言う発言に「傷ついてしまった」訳じゃないだろうけれど。なんでこういうタイミングで虚勢を張ることさえ止めて、ぷっつり沈黙するんだろうな、と思う。 外出してぼーっとお茶を飲んだりしてる時に、人が話しているのを聞いてると「昭和みたい」という言い方がよく耳に入るのだけれど、なんかこの人のしてる事って(セックスがらみのフィールドワークから天皇制への言及からそういう俺を肯定するために良家の娘をめとってパパになったぞみたいな流れから)、なんか火サスみたいな内実のない古くささがあって、確かにその痛さは懐かしいのだけれどそこでは死ねない! っていう感じなのだ(ほんとに火サスの登場人物ではないのだし)。痛懐かしい感じがどう虚構なのかあまりに予測がついてしまって、そういう場で依り代であるというのはどういう事なのか、白けて観察してしまう。

茂木さんはテレビの画面からヘラで剥がしたほうがいいのではないだろうか。