オーソドックスな治療

セラピストも大変な仕事だと思うけど、せっかく取った資格なので、役に立つよう登録しておこうかなと思う。私の習ったところはケーススタディの積み上げで、あまり不明確な授業がなく、必要な事が身に付いた。

以前、犯罪被害者のための公共施設があれば内装計画をしたい、と書いたけれども、かなり本気で考えている事で、私は今後どんな企業で仕事をしていようが、その立場は一旦カッコにくくり(相互に関係させないという事だけれども)、そういう試みを企画してる団体があれば何らかのかたちでプレゼンしよう、と思う。自明性の回復、という意味で、その事を意識せずまともな生活を営めるような用意をする、という事だけど。
なんの宗派性も、いわゆる精神世界的な傾向を帯びたセラピーの意味も込めずに、単にインテリアが小綺麗で神経の休まる内装にして、自炊が出来るスペースだったらよいと感じる。特に、女性でストーカーの被害者のために、そういう場所を設える事が出来ればいい、と思う。

現象学会に入る準備。素朴な感慨なのだけれど、フッサールが書いているような前科学的生活、というのはあるべきで、脳過程が何らかの方法で問えるようになっても、脳過程との関係とは別に成立しているものなのではないか、と感じる。このあたり年会費3000円を払って何処まで溜飲の下がる考察が出来るかわからないけど、盗撮とか覗きみたいな病気(それは素のコンプレックスが強い場合女でも持ってる衝動だと思う)も含めて、いま何がファシズムらしい出来事なのかちゃんとフレーミングしていこうと思う。