民博ぶらり旅
相当渋滞しているようなのだが、これからバスで向かうことにする。
♪
目のまえに太陽の塔が、、、
赤い部分は塗装だとばっかり思っていたのだけれど、
近づくと細かなタイル。無意味に「自由の女神は47メートルですが、
太陽の塔は63メートルです」みたいなことが書いてあっておかしい。確かに
凄く大きい。近くで見るとまがまがしい。てらてら光っている。
全身貝殻。きれい。（すぐ傍には大きい蝦の形を
した極彩色の棺桶が、、、、就いていた職業に基づいて作られてる、
と但し書きがあり、蝦を採っていた人なのだろうな、と思うが、それに
しても途轍もないくらい蝦。ザリガニみたいな、、、）
可愛い靴。こういうの好きで好きで、安く売っているとつい買ってしまう。
纏足につかったのかつま先とかかと部分に白い布が少しだけ詰めてあった。
これは写真に撮ってみるとかなり派手な色合いに見えるのだけれど、
実際はもう少し鄙びていて、なおかつ海の生き物が舳先についており、
雰囲気がいい船。
二羽背中合わせになっているのは、鷲。するっとしたかたちと色合いが素晴らしい。
対で安定しているところも素敵。隣にいる白くて顎をあげている鳥も、夢見に影響
しても禍々しかったり過剰だったりするところがまるでないくらい、ふんわりして
愛らしい感じ。
大阪の街中はやけに小動物（ウサギとか）を抱えて歩いているおじさんが多い。
アヒルの新聞屋さん（アヒル以外に、カモも飼っていて水浴びしてた。）
手前の亀はニセモノ。
･･･奈良に行く予定だったのだが、予定を変更して、通天閣に行ってみることにする。
（民俗学博物館のシンポジウムに申し込んでいたのだが、キャンセルしてしまってすみません
でした。内容は「グローバル化するアジア系宗教の経営とマーケティング」！。はっきり
「マーケティング」と謳っているところが潔く、私はこれを聴く事によってちょっとは釈然と
しない思いから救われる気がした。勿論宗教的な救いと全然違う形で。マーケットでやり取り
されている精神論と、自分の精神的な内在性の接点がいまいち掴めないとき、やっぱり色々な
意味で「さわり」が出てくる。それにしてもナニワ金融道的な、「借金の返済のために教祖に
なった」みたいな話が、主流になってきているのかもしれないと思う）。
時節柄･･･（ペンテコステ派か何かの教会の前）
まるっきり必要のない人間としては、関わるだけ損だなぁと思ってしまう。
道徳的にどうこうと言うより、石丸元章的な、リスクを取って実存的に
盛り上がるタイプの話が苦手だというだけの話なんだけど。
普通に才能がなかったりDV傾向があったりするタイプが多いような気が
するのだ。で、そういうのと一緒に居る女性もはっきり精神病者というか
共依存者が多い。（あと、体質的に女衒の3、40代の女性もこってり癒着
していることがあるのでたちが悪い）。
補記:3，40代に限らず（私ももう少しで30なんだけれど、無理にヤクザがらみの
話に巻き込まれたことも含めてちょっとメンテナンスしないとやばいかも）、女衒
は女衒だし、20代だの10代で女衒もたちは悪いような気がする。一個言えるのは、
人は他の人の病理を生きることが出来ない、ということで、特に人格障害と共依存
についてはちゃんと治療した方が、周囲で迷惑行為に巻き込まれている人も含めて
幸せになれると思う。
以前「ヤクザの喜び組だった」と言われてリアクションに困ったことがある
のだけれど、そういう人が目に入って会話しなければいけなかったという事
も含めて訳がわからない感じ。
♪
新世界に抜けるための小路を歩く。
子供の頃たまに通っていたある商店街に雰囲気がそっくりで
笑ってしまう。（雨が降っても買い物できるよう、半透明の屋根が
ついていて、お店は平台に売り物を並べているのだけれど、その陳列
棚が木を組んである変色したものなのだ。あとは商店街側の建具が古いガラス戸。
投売りしているお菓子屋さんを見てると、嗜好品で干菓子みたいなのを買いためて
食べてる人が一杯いるんだろうな、と思う）。
↑上記のような目線に、あんまり変わったもの好きスノッブみたいな感覚はない。
あと治安の悪さというのも、都心部でIT系の派遣社員をしてたりするのとそんなに
変わらないだろう、と思う。
ジャズ画廊（畑中純 宮沢賢治版画展 「どなたもどうかお入りください」 の表示が･･･）
可愛い猫の絵を描かれるオーナーさんに色々教えて頂く。即興でサックスを吹く猫の絵を描いて
頂く。ガロの話とか、「貧困旅行記」の話とか。畑中純さん（不勉強で読んだことが
ありませんでした）の漫画の、ヤクザのお話とか。社会通念に照らしてもヤクザの悪口はあんまり
言わないことにします。（曰く、「ヤクザも下っ端には住んでるところとか教えないみたいです」
そうですよね･･･）。
足に撫ぜられた窪のあるビリケンさん。願い事をして帰ってくる。楽しかった。
