アドルノ
出先で読もうと思って、そんな余裕のなかったアドルノについての
本をめくり読み。用事があったので資料を整えて出てく。
蝉とかカブトムシ(二匹くらい車に轢かれてつぶれてるのを見た)とか
コガネムシが地面に転がってるのを見る。
天気良いけれどものすごい照り返しがきつくて、何となく気候が変わった
というのはあるなぁと思う。昔ほど夏が嫌いじゃなくなったにしても暑すぎ
るとぐだぐだするなぁ、と感じる。
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つくづく、アボリジニの彫刻の白い鳥に感じ入ってしまい、撮ってきた写真を
何度も眺める。民族学博物館、よかった。色んなフェティッシュが
あってどれも意味づけが違うのだけれど、白くて丸い感じの鳥とか、羽根が波
もようになっているような青っぽい感じの鳥とかは自分にとって「それらしく」
感じる。全然霊感とか信じてない自分にとって、でも何かある生き物なのだろうな
と感じる。
以前自分でドリームキャッチャーを作ったことがあった。
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やっと「あまりにもヘン」な状態から抜けるので、少し作業をしてこういうのを作ってみようかな、
と思う。
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電車の中で「ミメーシス的な契機」について触れた行を読んで、これ、こういう事に私は言及したいんだ、って思う。
ご飯を食べながら、こういう訳でアドルノ、、という話をするが、多分アドルノを読む事で洗脳を解除する事に感情移入出来る人はあまり居ないだろう、と言われる。
「文化産業」の批判とか超出が不可能であると思っていた事、「アウシュビッツ以降に詩を書く事は野蛮である」という一節がとにかく嫌いだった事が、アドルノは読まなくていい、という感覚に結びついていたのだけれど、自然史概念、すごくまとも。