ビートルズリマスター盤/水曜の朝

 フィル・スペクターについて書くたびに、内心精神操作がらみのうっとおしい話の伏線がもろに
スペクター・ポップだと感じるのだが、
 それにしてもビートルズのリマスター盤は欲しいなぁ、と思う。買わないだろうなぁ、という
気持ちも半分あるけれど。

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 なんなのこれ、という感じがするのだけれど。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%93%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%83%E3%82%AF%E4%BA%BA%E9%96%93%E9%96%A2%E4%BF%82%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80

 陰謀論嫌いなのだけれど、こういものの更にジャンク化されたようなお話がエリート主義とか文化生産に結びついているとすれば、
何となくみっともない話よねぇと思う。ザッと見取り図を作ったうえで無かったことにしてしまったほうがいいんじゃないか、と感じる
ような。(陰謀論というのは確かにちょっと人の心を傷つける、トラウマティックなところがあるのだが、そういうものに傷つきながら自己
限定することに何の意味も見出さなくていいという感じ。というのも人間はある種の構造の贄ではなく、ちゃんと個人として生まれてきた上
での受肉した思考回路の歴史があり、自分の言葉がその上をすべることが陰謀に比べて偉いわけではないからだ)。
 ここまで考えて外に出て一瞬、多分AM系のラジオを聴く(8時30分頃)。これはシンクロニシティでも何でもなく、数日前に言及したサマセット・モーム
の言葉が引用される。「人生は切符を買って、決められたレールの上を走るひとには解らない」・・・
 

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 電車に乗りながら陽が短くなるのが難点だなぁと思う。