仕事について

 以前、あんまり何をやりたいのか解らなかったので、つい実名を出して批判
してしまった人が居り、その後もお金がないだの自分はあまり面接に受からないだの色々書いているので、
どういう親切心かわからないのだが、派遣の登録の仕方とか転職活動の仕方
とか書いておく。
(ついでに、集団での嫌がらせ行為自体存在しない、と書いてる人も廃人に
なりかけ職探しを余儀なくされているようなので、虫以下の存在のそいつの
ためにも就活ノウハウを記載してやることにする。多分、絶対に仕事見つからない
だろうけれど)。

 未経験で40過ぎでも即日採用してもらえる可能性があるのは、日雇い派遣の倉庫内
作業とか事務作業(データ入力とか簡単な電話対応とか)なのだけれども、まず
登録するのに悪名の高かった大手が潰れてしまっているので、当たり障りがなくて
それなりの時給を貰える派遣会社を探すことが面倒かもしれない。と思ったら、
フルキャストのグループは今も仕事を見つけられるようになっているみたい。
私は倉庫内軽作業(雑貨屋さんの品出し)も事務も経験したことがあるのだが、
まず大病していず字の読み書きが普通に出来れば、それ以外何も必要がない仕事が
中心なので、まずは週に3日くらいでそういう仕事についてみたらどうでしょうか。
(事務で時給1200円くらい、7時間で8400円として月12日で10万円ちょっと。もし
執筆業で稼げてるのが12万円だとして、それだけだったら相当苦しいと思うが、プラス
10万円だったら、かなり豊かになった気がするでしょうと思う。週に4日自由に使える
日があったら、それまでの原稿料は維持できないと話がおかしい。補足すると事務系の
仕事でもある程度責任があるものは、時給で1500円以上くらい。私がもし、派遣で今と同じ仕事をするとなると、お給料の相場はひと月に
総額で25万円前後。独身者として生活していけない額ではないし、貯金なりお金を貯めて
旅行も別にできなくはない額だが、災厄のように降りかかったメディアとか宗教がらみの
ストーカーの問題が解消出来ていないわけである。変な話、貰うお給料の額面分は企業に
還元しつつ、帰ってきた後に自分でこつこつ詩なり文章を書きためて、その分をどこかに
公表したほうが、元々私自身ではない人から生活を侵犯されて薄まったパクリ作文を流通
させられるより筋が通っていると思う。それに全く納得がいかないのは、何で他人から丸ご
とパクッている存在の癖にこれだけ薄っぺらいの・・・というところ。誰だって好きな音楽なり、
文章なり絵画表現なりがあれば、人から剽窃しなくてもそれなりのステイトメントをその作品
に対して示せるものだと思うのだが。これについては幾点か後述する)。
 ただし、事務系の仕事でスキルチェックのある場合、これだけは会社によりどういう
方法を使っているか一概に言えないところもある。倉庫内作業であれば必要ないだろう
けれども、データ入力をする場合どうしてもタイピングしなければならないので、PCを
使って入力のテストをさせられるところが多い。本当に余談だが、今は無き某Gという派遣
会社に登録したときに、タイピングの文例が「地獄の扉が開いてしまった」とか「番犬のような
存在になり下がるのは嫌だ」みたいな、何だか氏素性のわからない脅し文句で怖かった。
 登録が終われば仕事が紹介される。派遣切りとかそういう事柄については、よく解らない。とい
うか世間で言われるそれより余程えげつないものを踏んだ感触がある。ただ、これは前述のGという会社
と関係ない。

 長期的に仕事するなら、そういう案件を取り扱ってる会社に登録すればいい訳である。但し、
今はスキルチェックを少し厳しくしているみたいで、タイピングだけじゃなく簡単な表計算で小さい出納の
表くらい作れるようにしておくべきだと思う。これも1日そういう本を眺めれば大丈夫だと思う。
派遣ではなく正規雇用の場合は、SPI試験で適性を確認して第一段階のふるい分けをするのだと思うが、これは
どんな状況であれ一年以上下界(?)の仕事をしていない人には、受けるのも難しいだろうと思う。多分書類審
査で弾かれてしまうのだ。
 当のSPI試験を受けた会社は、完全に不動産業者でそれまでの職歴と微妙に違ったので丁重にお断りを
したのだけれども、割と大手だったことには代わりがないので、どんな環境に置かれていても外に出ておくべきだなぁと感じた。
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 いわゆる「クリエイター」とか芸術家の非常識行為が、どんな作品をつくれば相殺されるのかをよく考える。
 (そういう考えを引き寄せてしまうこと自体、当の非常識行為に塗れている作家に何の切実さも強度も無いからなの
 だけれど、私は絵を見たり本を読んだりすることが好きなので、本当はこういう悲しいことを考えずに、優れた
 ものには見とれていたい。優れていないにしろ、昔ジャン?デビュフェの白い彫刻群が屋外の展示で解放された
 時、クリムトの絵が欲しくてじっと見ていたのと同じような感覚で、何度も通ってその中を歩いたのだった。
 日本は人を発狂させる環境を用意するのは得意な癖に、それについて語る言葉が少なすぎる。3万人も自殺で
 亡くなるような環境をつくり出している国で、表だけエコロジーだの何だの言われるのは非常に嘘臭い)。
  パクッていて、愛嬌なり作品の強度がその行為に釣り合わなくなった後の作家なり芸術家は抜け殻である。
 私は今、例えば抽象表現主義とCIAの関連(こちらhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8A%BD%E8%B1%A1%E8%
 A1%A8%E7%8F%BE%E4%B8%BB%E7%BE%A9)について詳しく知りたいのだが、そういう事についての掘り下げも言及も
 されずに、ひたすら神秘化されたパクりの構造に依存しないとものが造れないというのは、相当におかしいし
 そういう人が作品について色々と言ったところで、空語とか虚言みたいなものなのだ。
 還暦すぎでそういうことをしている人間で、本当に詐欺師だった人については、そろそろ迷惑を蒙った世代が
 しっかりと晩節を汚す作業に入ったほうがいいように思う。本当に実質のあることをしている人が浮かばれないし、
 考えようによってはそういう作業をしっかりすることの方が、生半な宗教的幻想(政権が交代してはっきりしたの
 だが、やっぱりそれはそれで脆いものだったのだ)に現を抜かすよりよっぽど、後続の世代を解放するような気がする。
 
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まともな5 6 70代の人と話してると、みんな無理なくまともだし、無理なく生活能力が高いし、なんか無理なく垢抜けてるものねぇ、、と思う(垢抜けてるというのは失礼だけど、何か必要なものは大事にしてて、それがこざっぱりしてて気分いい感じなのだ。上手く形容出来ない)。それに引き換えてドロドロの気味悪い滞りみたいなの、あれは何なのと思う。

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 人から剽窃しなくてもステイトメントを表せる・・・についてもう少し補足すると、
 私はあくまでも、「北山修」という人をビートルズについての本を書いていた、6?70年代のポップスターとして認識していて
(これは家のものの影響なのだが)、あまり詳しく楽曲について存じていた訳ではないのだが、10代終わり頃の、まともに夢から
醒めようとしていた時にどうだったか、という事を書いてから初めてこの曲を聴いて、全くこのようなことを感じていたのだ、
ということを想起した(それと同時に、以前分析を受けるために出かけたときの自分が、なぜか南青山心理研究室をラカン派の
分析を行うところだと勘違いしていたことも思い出した)。


 
 それが記憶にまつわるどういう仕組みから来るのかは解らないのだが、なぜか、ある作品に対して事前に自分が知りうることより
 沢山の情報が動き、それに対して現実の作品が亀裂を入れる瞬間を体験しない限り、人は文学だの音楽だの映画だの言わないと
 思う。恐らく、傍目からは多少神秘主義的に見えるような詩の予見性も、そういう亀裂(言語存在としての人間と過去に書かれた
り言われたりした事柄との間の裂け目)にかかっており、特定宗派による洗脳だの、個人情報の奪取というのは、その亀裂と科学や
文学との関係を曇らせたり迷わせたりするのだ。