問題のポーグス

これは普通に、ポーグスの人気のあるクリスマスソングな訳ですが・・・

 「あー、ポーグスって、日本語でクリスマスソングも歌うんだな。ずいぶん優男なんだなぁ、世界のクリスマス事情に詳しくて、
出稼ぎをして日本の情景にケルトっぽい音だけ重ねているのかなぁ」・・・
 と思わせる曲の、元ネタはこれ。

 サビが終わったところでいきなりポーグスが憑依する感じ。すごいなぁ。

世の中にはたぶん「売れるクリスマスソングを作ろう」みたいな意志が、キリスト教だの単なるクリスマスの楽しさと並行してあって、それが露呈しているところを聴いているような不思議な感じ。(人気のあるクリスマスソング=ポーグス、でも一番分かりやすいのからパクるのは止めておこう、となったのだろうけど)
こんな事されると♪ 比べちゃうから〜
(以下間奏で盛大に丸パクり)。
そんな風に思いながら聴くと歌詞が微妙に鬱屈してるなぁ、という気もする。良くできてるなぁ。
クリスマスシーズンにこんな事してるのは何か暗いような気もするのだが、、、

これがアリなんだからヒットメーカーみたいな事をしようとしてる人のつながりの中では、基本的に何でもアリなんだろうなぁと思う。電磁波で人の生活をトレースしてネタ扱いも妄想でなくアリ。その次の帰結が(文学的にも、芸術にも科学にも)ないのが問題なのだけれど。あと変な事に巻き込んだ人にはちゃんと謝罪しなさいよと思う。