サイキス タスク Devil s advocate

旅行中、何冊か読んでいた本のうちの一冊。この本は相当コンパクトに出来ていて分かりやすいので、ついドロドロした俗習と自分が接している社会体の距離感が分からなくなった時に読んでしまう(余談だが今回の旅行は1日以上ベトナム、3日と半日フランスに居て、旅行の正味代金で総額10万円くらいだった。買い物はするにしても年々関心無くなるので、あとは食事とか美術館の入場料なのだが。13年前と8年前にもフランスに行っているのだが、ずいぶん行きやすくなったと思うのと、フランスの半端じゃない人種混合に驚く。知人と電話で話していた時、ある団体との関係からストレス反応で短期記憶障害と失語症になると言っていたのだが、私も同じように短い見当識が混乱する事があった。けれどやっぱり人と話していて僅かながらでも自分の事を説明するとき、語彙があって言いたい事とシームレスで使えるとよいと思う。それがその団体のものすごい内向きかつ仰々しい手口のせいで、もの考えることだけでも悪い事か高ぶった事だと見なされているような気がしていたのだが、全然そんな事はなかった。今からでも遅くないので語学をやり直ししようと思う)。
副題に「Devil s advocate」とついていたそうで、今回通読してその事に気付き、よく知らないこの言葉の意味を調べる。ある正当な意見にあえて反論する、みたいな意味らしいのだが、まともな法規制の盲点をついて犯罪を犯したあと、法廷闘争で相手を疲弊させるために、その団体が愚直にそういう方法を取っているように思え、凄くたちの悪いものを感じる。

ハロン湾が昇っていく龍の親子に護られた場所なのだという説明を聞いて、国籍関係なくたぶんアジア人はみんなそういう話が好きで見覚えがあるのだろうと思う。水と水が混ざりあうところになんとなく居させてもらって、そこに大きなものでもあるのだがあどけないものでもあるような感じで龍が居るというのが。