ホメオパシー

 今年の1月15日と18日の日記に、たまたまホメオパシーの事を書いた(が、関心を持ちつつも実際に施術された
ことはなく、今代替医療行為で何か問題が起きているということを「やや日刊カルト新聞」の記事で知って気になり、
検索してみたら2回ホメオパシーについて書いていたのだ)。
 代替医療行為にのめり込むあまり現実的な医療行為がおろそかになるという話は前々からあったような気がするのだが、
現実的な医療行為を行ってる医者も(医者の不養生とかそういうことではなく)、やっぱり人体とか心身に対しておろそか
だったりぞんざいだったりするような気がするのだ(嫌いなサマセット・モームのことを思い浮かべながらだっ
たり、医者近辺で起きた事柄の噂話を思い浮かべたりしながらそんな風に思う)。じゃあ身体や病理や存在(論)についての
おろそかじゃない扱いって何なのか。どうしてもカフカとか、立原道造とか、ルーセルとか、そういったのっぴきならないひとたち
の生を思い浮かべる(カフカがノートに書き付けた人のイラストについて。「それ」は、人の絵なのだが、均衡を保とうとしている)。