浮かぶ平面と情報量

用事のため出た先でちょうど通りかかった古いプロテスタント教会。周辺は妙に鋭角的でギラギラした景色でもあって、夕方に織物みたいにネオンサインの光だの空気だのが全体にかかると、そのまま空に溶け込みそうにも見える。ふわふわしたとこを歩いてる。



ブラッサイについて何度か書いた(ブラッサイをゆっくり見てるとき、他人が介入しないほうがいい)
そういう感じに撮れる気もして、実際に何枚かブラッサイの写真を眺める。さいしょ、感覚に誰も触って
なく、アンダーグラウンドで(無意識でと言ってもいいのかもしれない)、自分がしっかり感じ取ってると
いう実感があること。そういう時間が全然持てていなかったことにいまさら気づく。