あらら/呪詛

http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/08/02/kiji/K20110802001330180.html
よかったねぇ助かってと思う。


呪いと60年代の状況論について(この項もメモ)。
というより、元々呪い自体がある種の状況論であり、現実に制圧しておきたい人がいたり現状に不満なものが呪う訳だが、呪いの遂行命令(呪われた結果こうなれよ、というオーダー)を聴き入れないためには呪う人が作ってる自分の心身のロケーションのイメージと自分の現況を切り離すのが大事なんじゃないかと思う。
呪ったことがない為よく解らないが、多分呪いには仕込みの段階があって、前持って対象の事を知った上でその人のネガ焼きを作る事が遂行命令を下す事より大事なのだ。
(解りやすい例で書くと、私を「よお、相変わらずデブでブスだな、おまけに金もってなさそうだな。メンチカツ食って
口の天井火傷しろよ」という言葉で呪いたい人がいるとする。そのとき、呪われる与件となる「デブ」で「ブス」「貧乏」
を、自分が呪われるに値する与件として、さも本当のことのように聴いてしまうと、呪いの遂行命令である「メンチカツで口の天井火傷しろ」を、当然自分向けに誂えられたものとして受け取ってしまうのだ。だからその時、たまたまこすいダイエットに成功して1キロ位痩せ、通りすがりの酔っ払いに「可愛いねぇ」と言われ、給料日直後だったりした場合、呪う柄の悪い人の遂行命令を自分のものとして聴かなくて済む訳である)。遂行命令を藁人形みたいなものに受け取らせる方法もあるが、でも先に呪いたい相手の個人情報を不正入手するほうが早いのだろうと思う。
新左翼スタディの中の呪いと実効性については色々よくわかんない所があるが、要はその学会の末端の人たちに個人の私生活をトレースしたネガ(それはその人たちの持ってる「悪口の保管庫」みたいなところから出ている言葉と、不当な監視によって成り立っている)を作らせて、最終的に学会におもねないと裕福になれないよという遂行命令をほのめかしてるだけなのでしょと思う。
 この場合、ネガでなくその人の美点を言っている場合でも事態は同じで、「そもそも何故あんたたちが、微にいり細に
入り私のこと知ってるのよ?」という話になる。最終的な遂行命令が同じ団体の内部を示しているのであれば、逃げ場
の無さと言う点で同じじゃないか、と思う。呪うさもしさは遂行命令の強度でなく、そもそも呪われる人の主観でさえ知らずに済むような事を、先回りして入手しようとする態度に現れているのだ(その、情報の先回り入手に、本当に電磁波の
ようなテクノロジーが絡んでいるのか、それとも自我構成上の瑕疵を沢山植え付け
られるので段々正気を失ってそう読み間違えるのか検証できないのだが、もし
前者だったら、そういうテクノロジーに携わって科学の語彙内で回答を出せなかった科学者に然るべき咎を負わせて欲しい、と思う。私が「なんとかクオリア理論」を謗るのは、そういう成り行きからだ。確かにそれを提唱した人が何部も本を
売ったとしても、資本や流通の融通性で科学的な厳密さを捏造ことは
出来ないでしょと思う。そしてそういう流れに乗ったものは全て「ごり押し」で、
テクストではなかったのだ)。

内田樹先生の本は手口が分かると読んでもしょうがない感じしかない。
 学会の中から出てきてる人が幾つか率先して呪う人たちがあって、例えば「自国の若者」はその格好の的なのだが、この手の方法でほんとは他人の人生を左右することなんて出来ないんだろう、と思う。

参考:http://www.2px.jp/psycho/p6.htm

    ♪
 呪いの構造分析はあんまりにも下らないし、暑中見舞いの時期だわなと
思う。3月に地震が起きてから短期間で扇動しようとした、扇動者という
人の姿を今年しっかり見たのだった。

    ♪
 凄いお金持ちじゃなくても、時期に合わせて知り合いに浴衣一枚反物
から手縫いしてあげられるとか、イザベラデステの絵を模写できるとか、
そういうので何がいけないのというか不足はないじゃないと思う。
 刑事に「家に居る時とか自分で考え事してる時に、それが横流しとか
されずに実感があれば、私は年収300万あれば充分出来ること位しか
望んでない」と言ったことがある。
 馬鹿馬鹿しいんだけどこういうの好きで、http://www.murauchi.com/MCJ-front-web/CoD/0000011820697/
 こういうのつけてぐっすり眠ろおっととか思っている人の家を監視したり、
そんなの絶対考えられないと思う。

   ♪
 パスカルキニャールの未翻訳書籍だけでずいぶんあるんだな、と思う。
「陰士パスカルキニャール」を読んでみたいのだが、極私的に今から
仏文学の本を読んでいくとして、糸井重里みたいな何のリスペクトも無い
人からかまわれる訳にはいかないのだ。ましてやその学会は、真逆でしょと
思う。
 フツーに「集団ストーカー 糸井重里」で検索しても、被害に遭ってる
人のブログが出てくるのだが。この猿をのさばらせてるものは何なのか。
あと電磁波と統合失調症のラインを予め固定的に引いている人があるとして、それは状況論的に解除出来るものではないので、事故として取り扱って慰謝料を払うように制度を変えられないのと思う。
神経工学系の実験でこんなことしてるとしたら、やっぱり告発するべきだし、エガス・モニスみたいな人がノーベル賞を取った成り行きはあっても無断で人の神経を改竄しようとする医者はノーベル賞貰えないと思う。