手帳はクオ・バディス/マインドコントロールと傷害

 来年はクオ・バディスの手帳と天文手帳でいいと思いつつ、ページを見ていると
この表紙にニコニコしたマークのついているのが気になる(泣き顔のも夢みたいな
事を考えている時の手帳もあるみたいで面白い)。セーヴ・ザ・チルドレンのも
表紙の布が可愛い(セーヴ・ザ・チルドレンにしよおっと)。
http://www.quovadis.co.jp/collection/qv_memoriae.html

 「ほぼ日手帳」の無駄に68種類もカバーがあり、尚且つうち10種類も
チェックがあるというのは何だか時間管理とか空間管理が無茶苦茶に
なりそうな感じ(「終わってる」ことを気にしてるのだとすれば
大変に嬉しい。はっきり言って変な猿のロゴのついた変な手帳、誰が
使いたいのかと思う。カバーやデザインはそれぞれかわいいけど糸井
だけが完璧に余計な感じだ。あと悪魔のような栞もキモイ)。

                 ♪
 ・・・「Move any Mountain」という曲を聴いて、ああこういうことだと感慨深い。
要は「自分には山を動かせる、動かせると思え」という暗示の曲で、実際にこういう
曲に合わせてムーヴメントが起きたんだろうなと思う位、若い時のShamenのDJは
かっこいい(水泳で泳げるようになる時に、コーチの人に対して身体的な信頼感が
生まれるもので、それはコーチが男性でも女性でもよいのだが、この人と似たように
身体を動かせば意識ごと上がるなと思わせるような雰囲気がある)。テクノ新興宗教
と全く変わりなく、言ってることも音も変なのだが、さすがに気分いい服装と気分いい
場所で一回きり楽しめるように作られてる気がする(昔のテクノの色々とひどい感じが
あるし、そういうとこ物騒だろうから別にレイヴに行きたくないが)。
 自己啓発セミナーや新興宗教や教化オタクはそういう感覚なしに回収出来ないルートで
神経系の上下を無理強いしてくるからキモいのだ。お前で上がるのは無理、という人が人
の神経だけ動かそうとするという考えてみればひどい杜撰な話で、その間に横たわって
いる世代間のギャップみたいなものを広告代理店みたいなものが吸収しているという陰惨な話なのだ。
(そういう観点から内田樹先生の文章を読むとすごく解りやすい。というか、この
人たち本当にその宗教と、変な医療技術頼みで何をやってるんだろうと思う。ミラーニューロンと感情の関係は、直接そういう領域を調べあげないと解らないだろうと思うのだが)。
 フィジカルなものと同位して動く意識を画定するのに、時間と場所を自分で選べない
というのはとんでもない話なのだが、そのとんでもない話で人を潰しているのがその
新興宗教なのだろうなという気がする。
 さすがに悪酔いみたいな感覚になりユラユラでしんどいのだが、その新興宗教に持ってかれる
人ってまともに情報摂取しないか最初から後ろ暗いかどちらかでしょと思う。
 

                ♪
 間違えて自己啓発セミナーに参加してしまったことがあり、その主催者と近いコンサル会社
の社長も一時期人の近況をバラ撒いていたのだが、その人の書いている事を読むとそういう手口
の信用の置けなさがよく解る。妙なアート(道でキャッチセールスが画廊に誘い込んで売る類の)
にはまっていたり、誤字脱字が沢山あったりして、脳がどうなっている人なのかほんとに怖い。
そういう人たちが言ってる「別の次元の世界」とか精神論的な話というのは、全く解らない
し検証も出来ない。
 Shamenの曲でもガイアへの接続がどうちゃらみたいな話が出てきているが、今このDJの人
は何をしているか何の気なしに確認をしてみたところ、40代初めなのに60代半ばみたいなおじいちゃん
風になっていてちょっとびっくり(テクノ固有のアップダウンのせいで精神的な要素を使い果たしてし
まうという事なのだと思う。あとやっぱり物騒さを感じる)。
 
               ♪