直覚

よくわからないのだが、何だか科学者には幾何なのか物象なのか直覚されてるものがあり、それに向けて事物が収れんしてくプロセスもあるんじゃないかと思う。洗脳で1人の人間の内在領域にあるものを全部隠語にしたところで何も解らないと思うのだ。
あとクオリアとは言わなくてもリネンウォーターにはリネンウォーターの用途と具体的な物があって、説明するのには実物がどうか見せればいいのだが、コンセプトを曖昧な措定で済ませたいというのは無いよねと思う。
それだけじゃないにせよ簡潔になって来てる部分もあるように思うのだけど。
何だかある種の発見には、その宗派の思惑なんて全く関係ない、混迷してない時空との繋がりがしっかり見られるのだけれ
ど、その宗派のとこだけ論理も具体性も常識もすっぱり抜け落ちてる感じなのだ。

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この受賞理由がすごい、と思う。「スペインのアルハンブラ宮殿などアラブ世界の魅惑的なモザイ
クを原子レベルで再現したともいえる準結晶の発見は、科学者の間で数学と芸術の融合と評され
ている」。神の無限の放射は人間界に降り注ぐとき数学や芸術、信仰の境界を融合させ、星辰の
元に置く、のような(殆ど天空光がさーっと射し込んでいるイメージ)。
物理化学的な発見としての凄さはよく解らないのだが、こういうのが好きなのだろうな(西欧世界という
キリスト教圏は)、と思う(何の直覚でもない、素人がノーベル賞というものを見て抱く感慨に過ぎな
いです)。
敵対者を自殺に追い込め、とか言っている教祖を頂いていても、まず科学的な直覚自体が磨り減る
だろうし、次に科学的信念が芸術に届かない隠語の束になるだろうし、こういう情景は結実しない
かと思われ、色々と考えさせられます(抜けが悪いという気がする)。

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以前拘っていて、これで大判のショール(1000×1200位の)を作りたいと思い本を買ってあるの
だが、とにかくある時間(音楽を掛けながら)黙々と持続戦みたいに執り行う事と、
糸井さん的な感じや遺伝子工学ははっきりと相容れない。そしてこういう事を空き時間に効率
よくする人というのは市井に居て、他から横槍が入るものでもないので、何を混沌とさせたいのか
本当に不明(作り方の原理自体は簡単だけれども、結び目の集積で平面が出来るので時間がかかる)。
http://www.clover.co.jp/seihin/tattinglace.shtml ちょっとフラクタルのパターンみたいに見える。