プライバシーの構成と現実感

ベルナール・スティグレールの著書で色々と気になる
こともあり(内在と外部と聴こえみたいな事柄)、考え
ごとをしながら作業にあたるのだが、まず内的な構成み
たいなものが本当に新興宗教の技術で消去されてしまって
も、元通りの体感(自明性)を取り戻す方法はあり、その
方法は共有すべきなのじゃないかという気がする。
(生きるために、というか、そもそもそんな事で一切死ぬ
べきじゃないという事で、だって単に新興宗教を信じてい
ない人にとって、新興宗教が自明な生活の消去の道具にな
っちゃうなんておかしいでしょ、と思う)。

イケアのカタログを入手し、要らない本を数冊まとめて燃える
ゴミに出し、実用書を残す基準も色々あるが文学哲学は何となく
解ってきたなという気がする。やっぱりある程度実用書のくくり
で捉えているんだなぁ・・・(ガタリベンヤミンもスティグレー
ルも中井も)。

        ♪
来年は仕事をしつつこれを編もうと思い試算。オレンジ色かベージュに
しよう。

        ♪
内田樹先生は全くブログを更新しなくなったため、
何の気なしに娘さんの日記を読んでスーっと血の
気が引く位気分悪くなる。元奥様もアパート住ま
いだし、娘さんはお風呂のないアパートに暮らし
ているんだなぁ、と思う。
・・・何か「それで恥ずかしくないんですか」というレベル。
橋下知事をすごく信用している訳ではないのだが、少し
でもまともな大阪が実現するとよいなぁという気がする。
(まあ恥も外聞も無いから疎開を言い立てたんだろうし、
人の生活態度に勝手にシンクロしてきたんでしょうけど)。

        ♪
数冊の捨本の中に(今回の基準は「恥ずかしい」だった)、
「牧歌メロン」のバックナンバーがあり、これ「耽美系文通欄の
充実」という特異な系譜の本で、読み返しつつ戦慄する。
小劇場でマイナー俳優の彼女が何かの監督に寝取られた事が
死に結びついちゃったりするような、そういう世界(に、暗黒舞踏
の追っかけをしていた友人は近しかったようだが、まあ捕まっちゃ
わない限り5年も10年もそんな処に居ないよねという気がする)。
捕獲がサイバーな包囲網になっている現在、どう様相が変わっている
のか(変わりうるのか)。もう少し明確に言葉にしていく必要がある
気がする・・・。
16年前の事件の時の実行犯が死刑確定し、結局そういう系譜の後盾が
抑圧団体と癒着した新興宗教で、個々の情動レベルではそういう欲求
が温存されているという事なのかしら・・・という気もする。

        ♪
ドゥルーズの自殺は記憶にあるのだが、ガタリって92年に亡くなったの
だなぁと思う。最近とみに臨床の人としてはすごく真っ当で、よい人
だったのだろうと思う。

        ♪
「そういう気持ちの切り替えって、
 どうやったらできるようになるのか。
 このところ、ぼくがおまじないのようにやってる方法。
 それは、「真上の空を見る」んです。
 四方八方との関係のなかにいるじぶんじゃなくて、
 いわば「天」とだけつながっているんだと考える。
 ほんとにおまじないみたいなものかもしれませんが、
 パワーがうまいこと出るんですよね。」

・・・糸井さんは何でちまちま人の生活態度(というか、昨日書いたような事)
をパクって来るのかと思うのだが、その新興宗教と組んだ人のダメさは
関係のない一般市民に負わせるべきじゃないからねぇと思う。
何だか、グローバルに嫌がられる特定人種の容態というのは、それはそれ
でちゃんとフレームを作って市民一般とは別なのです、と公示しとかないと
いけないのではないか、と思えてくる。
この人がコピーライターだったせいで何か今ある商品社会のリアリティの頭出しみたいな事が出来にくくなっていたらイヤだと思うのと、大向こうの企業体にコピーじゃなく裏取引とかを持ちかけて嫌がられた経緯があるんじゃないかと踏んでおり、そんなものと関係ない若手に表現させるべきじゃない?という気がする。

タッチング簡単な動作なので、見て作るのは問題ないのだが、絹穴糸の原価が一万円しないくらいで年末にこれが二枚出来てたら人にあげれるよねと思うのと、ことほどさように、自分のやりたい事なんて物凄くお金が掛かる訳じゃないのに、他人の見栄(整形とか)の為に私生活まで持ちだされる必要あるんだろうかと思う。
糸井さんも内田樹先生も成金の部類なので余計に嫌な気分になるのかも知れないが、何か女子供に(犬にも)不要な恥をかかせ過ぎじゃないと思う(人からパクってもと妻子にも凄く充実した生活を送らせてる、ならまだしも、娘さん何かコントラストに傷み入ってるようであり、私こういう話、無理なのよと思う。うわー男としてクズやねという気がする。同じ構図が話の全てに渡っており、パクりで当てがった立場に卑屈になったりも含めて鬱陶しい世界に思う)。

思考盗聴(というか、遺伝子工学系の何か)については純粋に唯物論的なセラピーで緩和したいと思っており、その為に何が出来るかは解らないのだが、被害を受けた方で周囲に思考を流出させるテクネーを否定されて厳しい方が居るとして、全然妄想ではないと思うので頑張って下さいと思う(私もきつさの回避策が思いつけばあるだけ書きます)。

しかし糸井という人はほんとどうかしてるのか? と思う。分かる形でパクるのもそうなのだが自分の作成物に対する消去願望があるような気がして、そういう人に絡まれるとそれこそ病んでしまうと思うのだが(ごく普通の生命感に結びつかないというか)
中核派という人たちが他者消去の為に、どういう底の抜けた暴力を振るったか知らないし80年代がそれをどう解放したかもよく知らないのだが(どうでもよいと言うか)、まあそういう人は無意識に造ったものを壊したりするコミュニケーションに一生縛られる気がして、単純に鬱陶しい。ほら私貴方の精神科医じゃないし、と言わざるを得ないんだが、この人たちが分裂病とか病気を売りにして「マーケティング」した過程も考えた上で、統合失調だの宗派を問題にすべきと思う。