内在性

bobbinsmall2012-02-08

 自宅で焼くケーキは何故美味しいのか。全粒粉でカレントの入ったマドレーヌを焼く。
(が、何故私の焼くマドレーヌはあひるの足の形になるのかよく分からない)。
            ♪
安眠ラボ的なものの発想と具現化が上手くいけば睡眠時間をコンスタントに5時間に切り詰め
られるなと思う。
それにしてもセンスのおかしい集団祈祷、というのはある気がする。普通に練れた状態の中に
身を置いているとそれ自体がそのおかしさを切断しているのだが。
 80年代っぽいオカルトが忌避されてることの背景には、やっぱり相応に気持ちの悪い現象とか
心身の不調があるからだと思うのだが、「おかしい感じ」とかイヤな感じと言ってるものってそ
ういうものを集約したような存在。そういうものの連続性に乗っているものはバリエーションが
あっても同一物でしか無いことを肝に銘じておかなければいけない。
            ♪
久しぶりにツェランと、ショーレムを本格的に読んでみたい気がする。(何か自分がツェラン
詩に見ようとしていた、内奥の感覚って何だったのか)。
 何にしろ内在的なものの肌理が重視されている事を今更のように確認する。
「歴史の概念について」も「概念」で無尽蔵に神学的な外部なんて取り扱っていない。
それが機械的に覗きこめてもその事自体は何か新しい見解に結ばれていない。というより、機械的
解釈する神学なら神学、それがどういうアクセントを人間の心身に付け加え、何故人は祈祷でセロテープ
を身体中に貼り付けるような病み方をしたり、「呪い」を問題にするのか、真っ当な見解に結んで咀嚼し
概念化しないといけない。