フラクタル

フラクタルは何らかのかたちで外在するものを規則化してるのだろうが、そういうものが理解出来ない位混乱したりリアリティが混線する、という事があり得る。

思うところあって「歴史の概念について」を再読しつつ(これも通勤中読む本じゃないが)、その時代の知見でもないようなものを都度見られるのが不思議だと思う。
(現象としての人間の生物圏の説明にはリンネがかなり引用されており、大変面白い)
ブラウジングするための束をまとめて作れる本とそうじゃない本があり、パサージュ論は再組成出来るのだなと思う。
(それを今更のように稀な事と思う。中井の束。ベンヤミンの束。そのうちソンタグの束も欲しい)

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アドルノを出してきて読むと、ちゃんと説明されてる感じがあり納得。自分が包括して真っ当にオーソライズする
部分を決めなければいけないと思う。ベンヤミン的なものが現実に在るそのあり方(ユダヤ神秘主義全般の問題なの
かも知れないけど)。
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今日は(昨日、一昨日くらいもか)何かこう「イケメン」という言葉が頭に浮かび、まあイケメンはこの世界に実在する
存在だろうしおじさんでも新興宗教の教祖でもお下劣でもない存在だろうなという気がする(あとイケメンは洗脳とか
必要ないだろうし)。
キモメンとかブサ男とかいつもいつも考えている訳ではないのだが、そういう存在に金とか地位とか与えないで欲しい、
と思う。内包しているものによっては許容できても、金地位に女に対するコンプレックスが絡むとおかしい行動に走る
訳で、それがストレートに心身に響くと当然気分悪くなる。
 何この検索語というか、壮絶に迷惑なのだが。

・・・どんだけ嫌われ者なんだよと思う。
財源にとり憑いただけなので「呪い」とかいうおかしい発想になるのだと思う。
(そういう意味では末端の信者さんは悪くない。し、橋下市長はおかしい分配経路が
出来ないように財源を公共物に使って下さいと思う)。
・・・大体オカルトにはまる人々にとって、68年がぐずぐず政治性の指標になってる事が間違いなのだ。
(それ以降生まれの人間が為政者になりっこないという思い込みで全てを切り回そうとする年配の
方の、プライドと幻想の補強に重点が置かれてる政治と、震災で大変だった東北の復興絡みの政治
が全く同じ平面で展開されておらず、だから「は?」としか言えないような言説が空回りする
のだし、社会学だの論壇的なものだのに目配せしないといけない立場だと、大挙してそういう人の
擁護に回るから事態が根暗な感じになるのだと思う)。
 脱原発も本当に出来るのなら素晴らしいが、内実はうっとおしい幻想的立場の補強のためにだけ
持ち出されてるのかもよと思う。
 80年代に何らか発言する権限があった新興宗教でコケた人は同じ手口で稼ごうとしなくていいじゃんと思ってる
人も沢山居ると思うのだが(知らない68年を回想しこの人たちが羽振りよかった89年頃のノリに合わせた上で95年の事件は全部無視しないと2012年のリアリティが構成されないとして、何の思想か全く意味不明)。

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道場何か探偵!ナイトスクープのネタみたいと思え、恐らく根底ではただの恥ずかしい人なのだが、それが
嵩に着出すと普通の生活感情一般が呪いの的になっちゃうんだ、怖い怖いと思う。
ベンヤミン 左翼」で検索している人も居るのだが、日本の新左翼のごくごく一部というか数名のみが
例外的にバカで幼稚で下らない存在なだけであり、そういう存在にスポイルされる事でまともな左派に
対する感覚を鈍らせたくないものだなと思う。

ホイットニー・ヒューストンなくなる! びっくりする。が、勝手な先入観でバーブラ・ストライサンドとかと同じ位の気がしていた(ほんとに先入観だが)。48はやっぱり若いな…まだその歳まで相当あるが身体に気をつけよう…

「呪い」とか言ってる人たち50から60位で、ほんとにバブル前後の風景の再現前と自分の立場を壊されることが怖いのだろうと思うと(しかも元手は宗教の裏金)、何か並のホラー小説とかより神経に障る気持ち悪さがある。

単に趣味として、スカイスクレイパーの間に子供広場みたいなものがあってリンゴ飴とか食べられる都市空間はまともだなと思う。(そして部屋のカーテンが降りてると内面にも生活にも一切干渉されない)。

ベンヤミンを読み始めた頃には思いもよらなかったが、結局支配的なもの抑圧的なものを拡散とか解放の相で捉える事全般に役立つので、ある種のカルトに対する批判やクリアランスにも機能する。ただ汎用性があるかは分からない。
もっと直截なセラピーのような事と二段構えにしたいという気も。
場にかかるアトラクタとか神経工学や量子力学の知見というのはあまりベンヤミンには関係ない。

オレンジがかったガラスの高層ビルなどが沢山あるようなのは素敵。阪神間モダンの内装や建築物もきれいでちょっと抑制が効いているのだろうと想像する(そのうち見に行きたい)。