黒姫/世界の陰謀論を読み解く

同じ紫陽花でも寝呆けたような薄紅色を混ぜずに抜けるような藍色に育てている人も居て不思議な限り。
手元には居ないが紫陽花の花が付いてない時の唐突で殺風景な棒みたいな感じが面白く、そこから青い花がひとつふたつつくと風情があるなと思う。
チューリップはそういう時期なのか毎日大きくなっているように見える。この緑の芽で丈が伸びるだけでも素敵。

自家採種面白い。凄く関心がある。きりがなくなりそうだがラズベリーとかクワも愉しそうだなぁと思う。(にしても果樹と相性悪いのか、ザクロが一向に育たない)。

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出先で大変に綺麗な建築資材を見て胸がすくような気分になる。(クリアランスとかすっきりした感じが如何に具体的か
よくわかった)。移動する電車の中で「世界の陰謀論を読み解く ユダヤフリーメーソンイルミナティ」という
新書をちらほら。物足りない本。
・・・昨年の地震後に、「地震兵器」だのある種の陰謀について色々と見聞した事があった。兵器についてはどうか解らない
が、この本で触れられているHaarpという電離装置と電磁波について、当然見たことはないにしろ、「思考盗聴」と呼ばれて
いる現象とそれに付随する生体の不快感というのは確かにあり、気持ちの悪いものだ。
・・・その気持ちの悪さに対して、発信元と動機を絞った上で、自分がまともな日常性を保持する意思を示していけば
別段精神崩壊する事も市民社会から排除されることもないが、そういう「気持ちの悪さ」で増強する人たちには
陰謀論の大本にある「気持ちの悪い人たち」と似通った体質がある。外見もそうなのだが、再三書いている異嗜食や
身近な人間の自殺、などなど。
・・・別段日本主義者でも何でもないけれど、ある程度練れたものに関心を示せるだけ、日本人はまともなのかも知れない
なと思う。

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糸井重里というえせクリエイターに対して、大向こうは既に要らなさしか感じてないような気がする。というより、
田舎で他人のする事ばかりなぞった生活してるような人なら解らないが、まず「ほぼ日手帳」だとか訳の解らない
雑貨やとってつけたようなボランティアなんて何のクリエイティヴな要素もない。早いところ「樋口可南子の出来損ない
旦那」として余生を送るようにフォーメーションした方がよいのでは?? と思う(大体本業がパチンコ屋なのに思想家だのほんとに何か作ってるクリエイターに擦り寄るから汚らしいのだと思う)。
ステルスマーケティングについて興味ないのだが、「ほぼ日」自体が全面的にステルスマーケティングなんじゃないか、
という気さえする。
下世話で鬱陶しい感じで後ろ暗いクリエイターが作ってるものなんて売れなくなって当然だしほんと気持ち悪い。
今日の状態

昔スプリンググリーンを育てた時、多分ずっと室内置きしていたから花つきが良くなかったのだろうという気がする。
・・・でも明らかに植えたのと別の位置から芽が出てきていて、それはサフランの時もそうだったが何故だか不思議。
植物の馬鹿にならない生命力のような事を思う。
     
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あんまり素朴過ぎてそういう疑問を持つこと自体(精神分析的に)自分に禁じてた気もするのだが、
一つ「ノルウェイの森」で凄く疑問に思っていることがある。ビートルズの曲にはあんまり死の感触
がないが、何で村上春樹の「ノルウェイの森」の登場人物は複数名自殺するんだろうか。
・・・戦前の左翼はほんとシャレにならない位暴力振るわれたり、抑圧されたり収監されて転向文書書かされ
たりしても、思想上の自殺と行動をしっかり分けてる気がするのに、何で戦後左翼は自死と暴力をねちねち
特権化するのか。ほんと、色々な風呂敷を広げていても、殆どそこからしか展望を開けない過度に歪んだ人
たちなんじゃないかという気がしている。
リアランスについて、トラウマに対しても空間に対してもそうなのだが、恐らくすっきりさせることが
出来れば人間は生きていける。にも関らず死ぬことに不必要な市場価値を見出しすぎで、だから訳の分からない
発想になるのだろうと思う。

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干してみようとキウイと晩白柚という多分砂糖漬けにするタイプの大きいミカンを買ってくる。

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http://item.rakuten.co.jp/minibonsai/as5/ これが黒姫なのだが、盆栽みたいにするといい感じ
だなと思う。紫陽花って咲いてない時、ほんとハッとする位ぼそっとした棒に戻るのだ。