チェブラーシカ!

を、こういう目にあう前のユーロスペース上映のときに見に行ったのだが、
見る前に渋谷のロゴスキーでご飯たべようよ! という事になり、とても
美味しいお昼をたべてあんまりにも機嫌のよい感じで見たのだった。
・・・ロシアのアニメ大変に手が込んでおり、チェブラーシカかわいかった
が、安直にパクッてどうしようというのかと思うと理解できない。
            ♪
洗脳の危険性とか霊やら新興宗教のおかしさもそうなのだが、一思いに
内実を全部合理的な言葉に開いて具体化してしまったらどうなのか、と
思う。そうしない限りあの機嫌よくて食事が美味しい時空を思い返すのに
ちょっと他人事のような、びくびくした感じになるのだし、チェブラーシカ
と一緒に糸井さんのパクリの事も思い返すのかと思うと嫌な気分になる。
 人数関係なく、雰囲気のいいレストランでご飯を食べてるか美味しいコーヒー
を飲んでるときのけたたましくなさと全然違う、ただ料理するためだけにする
話や、やけにパフォーマティヴな雑貨がカンに障るという気がする。
           ♪
面倒臭いのでどうしようかと思っていたのだが、駒場もうベンヤミンに言及しないで
欲しい、と思う。少なくとも私がベンヤミンに触れたときに似たような事書かないで
欲しい(中井とベンヤミン、とか読み返そうとするときにすごく邪魔臭い)。
 ・・・バシュラールは全然セクシストではないのだが(ユング的な意味で錬金術と男性性
と女性性がどうとかいう話はあるにしろ、依存性の高いメディウムとか神経性の硬直みたい
なテーマはまるでない)、何でもそういう傾向の方に従属させる差異化オタクの教授って
恥ずかしい存在だと思うのだが(そういうものとある癌で亡くなったヴィジュアル系
人について、色々思うことがある)。