大体

今更の事ながら「ほのめかし」というのが意味不明というか、業者さんと打ち合わせ等するとまともな会話ほのめかしがないのだが。 ♪
データマイニングにあまり関心がないため(例えばモダニスム文学は1日のある人の意識の流れを全部辿ってどんどん混乱するというような、最適化という観点からすれば訳の解らない事をして飽きないため)曖昧な事しか解らないのだが通常人がアクセスを免れているような内在的感覚から、主観が衰弱したり機能不全になるようなデータを取り出して意図的にフィードバックする、というのがほのめかしなら、最初からそういう事を止めればいいだけの話であり、そこに実は精神医療が介在する余地はないかと思う。

何の意味もなくやっぱりこの頃になると、谷川健一をちゃんと読みたかったなということを思うが、レトロスペクティヴ以前に読んでいて景色が目に浮かぶようなものと、そうで
ないものがあって「昭和軽薄体」のようなものはひたすら心象風景と重ならない(一番蕩尽的に消費している時もそんな風じゃないような気がする)。
仕事をしながら、パワーポイントのシートそのものをレイアウトするのが未だによく判らない部分があるという気に。
ついでにもう10年近く前に、銀行内に常駐してパワポでプレゼン資料を作るのと一般事務という長期派遣の案件に大手派遣会社を通して内定を貰った事があり、今考えてみると外資系の銀行とは言え左派がどうとかいう傾向がある状態だと(そんな傾向は皆無だが)銀行の雇い入れって難しいように思うのだが、何故内定が出たのか考えるとシンプルに仕事する段取りを伝えたからのような気がする(他ならない中井がそういう閥についての調査について書いていた。滝川事件の事があって国立国会図書館に就任が危ぶまれる時期のエッセイに人格の就職化がなんとかという話があるのだが)そして別段問題のある人じゃなかったからのような気がしているのだが、多分まともな企業体自体はそんなに人に対して嫌疑をかけも追い込みもせず、今問題になりそうなのはほんと下らなくて私利私欲にまみれた山師みたいなものがデータベースにアクセスしたり個人の情報に触ったりしてるという事なのだ(あとはある種のクリエイティブ部門が本当に自堕落からそうしてしまっているという事で)。
何で取り締まられないのかと思うし、閥がどうという大仰な話じゃなくて単に性癖とか才能の枯渇から人が人に諜報まがいの事をするというのは下らないというか、私利私欲の塊の芸能人ってそんなに偉いんだろうかと思う。医者や精神科医や科学者としてテレビに出ていても、臨床的な必要なく他人を観察や研究の対象にしてたら問題あるだろうし、そういう上長が居る電機メーカーとかはやっぱり後ろぐらいものを抱えてしまう気がするのだが(ソニー変な会社にならないのというか…)

なんの傾向もない。意識に常に現実に正しく投影されている最適解などないが、キリスト教的な神学はそれを仮構してきたような気が(ついていけないがヴェイユとがブルバキはそういう感じの感じじゃなかったのか)

マイニングの為に意識から元データを取り出す、とかそんなプロセスの想定そのものがおかしい。ジョン・ナッシュとかチューリングみたいに実際諜報的な仕組みと隣り合わせて生きていた人はいたはずで、不吉感に恐怖を覚えるが、日本だと中井正一はとても近い在り方だったのではないかと。

新興宗教脳科学について気持ち悪いのは、神学的構成や諜報機関と隣接して考える緊張感みたいなものがさっぱり伝わらず単にこいつの病気という感じしかしない事で、茂木健一郎が常にそういう立場でもう少しオーソドックスに考えればもう少しどうにかなるものを混乱させているように見える。

例えばSEのような仕事をしていて、プログラムを作ったりする事と別に自分の内面がマイニングの対象になるようなフェーズが(人権侵害として)与えられたらストレスは大きいはずで、それは生半な精神医療の言葉で取り纏めるべきじゃないと思うのだが。

こういう事にまつわる本当に有益な情報出しはどうすべきなのか考える。
(オカルトも心療内科も宗教も関係なく、存在論的なレベルでまともに気分よさを回復するという事だが)