統計学

仕事帰りに「統計学が最強の学問である」を。車内広告で見て読んでみたいと思って本屋で見かけて買ったが、「自然現象と心の構造」でも取り上げられてるしドゥルーズも書いてる割に統計学がどうなのかちゃんと意識した事がなかった。というより俗習と組み合わさった迷妄とかなんかに陥れられそうになるとか(そういう事は自己防衛的に思う程沢山起きてないはずだと思いたいけど)、そういうレイヤが感覚の中で大きくなるとそれを外部から確率論とか統計的に取り扱うのはあまり意味がなくなる(その意味ないことをしようとしてるので、ドゥルーズ凄いなぁと思うのだが)。というか陥れるための統計的でない(十全に差異化されてない)歪んだデータの塊とかこなれない熱意みたいなものが結局新興宗教の本質なので(あとは呪いも)、それを再度統計的手続のもと解析したり分析する必要があるのかなと思う。(にしろ科学的プロセスと宗教的迷妄が、ほんとにちゃんとに分岐出来てるのかなんて、ニューサイエンスやら複雑系の入門書を読んでみると謎ばかり。というより科学的プロセスに挫折するかネグレクトして、意図的に宗教的迷妄を他人に投影したり陥れようとするのを困った人のように思うのだが)。