しかしどうやって?


デュシャンのチョコレート粉砕機
これでどうやってチョコ砕くのか謎。

数年前催事場でサインをくれたリシャールが、
いつの間にか日本撤退してしまった事が地味にショック。
何度銀座に買いに行ったかわかんないし、旅行でも本店に
行ったのだった。甘みがすっきりしていてとても美味しい。

バシュラールを読み直そうと思いつつ、「夢見る権利」あたりから。自分の両対戦間の時間感覚に対する思い入れは遂に何だか解明し切れてない。

「ナジャ わかる訳」というのを自分の中で構想している。
ドゥルーズを読みながら隠れファシスト神秘主義の根源的な切断不能性を利用するというのは未だしも、ドゥルーズ読みながら隠れブルトン好きというのは凄く意味がなく愚かで、尚且つそのせいで
精神病認定を他人から下されるというのもあまりない気がする。
しかし同じ無体な精神病認定で、収監された人も自殺した人も居ると思うととても悲しい。絶対にそういったものの無念を晴らす。

ナジャ思潮社版と岩波の註の沢山ついたもの両方を参照しても、
やはり分からない、というか一次大戦下で軍医してたブルトン
ナジャという困窮のせいで麻薬の運び屋もしていた女性の話を
聞き、バラバラの症候群に解体されそうなものを、しっかりパリ
の街を媒体に取りまとめた偉さは解る。しかしブルトンのロマン
ティシズムとか詩的着想、精神病の女性の神秘的な感じ以前に、
心的エネルギーの過剰から精神病扱いされ収監されるプロセスは、
今でもゾッとする程ありふれており、尚且つ結構合理的な説明が
成り立ってしまうにも関わらず、今起こり得る同じような話につ
いてこれだけ美しいテクストを残すことは難しい。ただに精神病認定するカルトの要請に従って、それが気に食わないので、転移の宛先を欠いたまま収監されかねず、その事は全く痙攣的でも美しくもない。単にカルトの言いがかりなだけという気がする。
日記に書いただけでも芸能プロモーター絡みで4人が亡くなり、ストーカー被害継続中の方もおり、使いきれなかったノートパソコンにとんでもない目に合ってる同世代の女の子の記録がある。都度都度他人の圏域を解体するカルトの方を捕まえて河川敷かなんかでアビューズするか、強制移送で病院に送れば良かったんじゃないかという気がするのだが。