アニメ

松岡さんから同報メールのご連絡を頂く。
アニメの台本を書けるようになりたいんだった。
落ち着いて考えてみると何故かポニョは劇場公開時
一人で見に走ったのだが、それは手描きアニメだからで
宮崎駿アニメはラピュタ位しかストーリーを覚えていない。
(トトロもサイズ的に中間はなつけそう程度の認識のみ)。
典型的な映像化不可能な妄想しか持ち合わせてない気がする。

しかしながら、近年(といってもかなり前だけど)見に行って
一番衝撃的だったアニメはヘンリー・ダーガーの非現実の王国
よりのドキュメントだった。知人と見に行き、異性愛からの孤立の
壮絶なファンシーさを感じた。現実的な愛情関係やモテるモテないは勿論の事、成人しても売り物の女を買いに行く構えもない、それで一生終える人も居るという事を、まともにアニメにした人は偉いと思う。

ダーガーのように気に入った女の子を塗り絵からトレースして
溜め込んで闘わせるのはフリーキーに思えるが、50代男性が20代
女性につきまとって情報収集したものを自分の飼ってる犬にアテレコして、変な雑貨売って本人はただのパチンコ屋なのはそれと同じ
位気持ち悪いという気がする。
ダーガーの特殊さと80年代を温存したい老人どもの心性は特殊性
でよく似てるんだが、特殊じゃない2、30代としては特殊じゃない
5、60代と接する時に特殊老人早く消えろとなって当然の気がする。
(すいません丹生谷先生は除外します)

トトロぬいぐるみ的なものが自宅の何処かにある筈なんだが…

アニメとしてはユーリ・ノルシュテインが好きである

ざる蕎麦はともかく素麺の薬味考え方は色々であり、
尚且つ美味しい素麺ってお店で食べれない為、住空間の
安定性は必要と思う。
特殊老人というか老人コピーが嫌なのはほんとそういうごく
単純な構成がパフォーマティヴで気持ちわるいとこなのだ。
よく皆平気だよねと思う。

栗原はるみさんのレシピ流行っていた事があり、
難しいのであまり作らなかったにしろ老人コピーにおいてはブス料理人が
料理用語を一段不細工に言い換えてねちねち御託並べてる
ような感じに全身総毛立つ気持ちの悪さをおぼえる。
他人の家の冷蔵庫を開ける亡者みたいなガキがそのまま
老人になったような老人コピーを、どういう経緯で付け上がらせた
のか実はそれ程よく分からず、80年代には80年代の本があったが
一番下らない奴が我を張って生きてるのは何故と思う。ほんと気持ち悪い。