低GI食+αのかいがあり・・・
 年末に2キロ増えていた体重が完全に元にもどる(身長161センチ、ジーンズ含む
着衣で量って47キロ程度)。このままあと2キロ落として45キロにしよう、と思う。
 のはいいのだけれど、その間に一生懸命、「太った」とか、「俺の
友人の哲学者でデブのこいつとお前は同類だ」みたいなことを言ってた、
あれは一体どんなプレッシャーだったのか(私が思うに、女の人の体重
は2.3キロふらふらするので、まともなデリカシーがあればそんなこと
でこちらの性的差異を揺るがそうとしないのだけれど。普通は)。
 なんとなく、
 表象文化論科(に限らず、メディアと学律の継ぎ目みたいなところでは全般的に
そうなのか)で進行している名折れ的な事態があるんじゃないか
という気がする。
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 中国の核実験で129万人の被害者っておっかない話。
 冷戦構造下と違って、雪崩的に(不可視のまま)、核の威力だとか
何らかの抑止出来ない脅威が蔓延している・・・という話が、大きくなるのは
好きじゃないのだけれど、そういう出来事の瀰漫を全身全霊で撥ね付けて
いかないと碌でもない、という気がする。
(ウィルスや感染症も、結局のところ脅威である以上に、それがある場所
に対する比喩的な過敏さの問題でもあるのだ、というお話を、ニーチェ
に絡めて書いていたひとが居たことを思い出す)。
 そうはいっても、韓国という国についてよく知らないが、中国について
はある種の柔らかい嬉しさのイメージしか沸かない。毎年毎年、大きくて
身の沢山詰まった蟹を丸ごと、豆板醤と何かの出汁で煮たのをもらってい
て、それはすごく美味しかった。(スワトウのブラウスが好きで、安いの
だけれども買って、まるで流行ってなかったけれどもずっと着ていた)。
 
            ♪
 「ホフマンスタール詩集」を読了。
 いくつかが本当にいい詩。読んでよかった、と思えるような。
 ポストモダンについての知識(というか、「チャンドス卿の手紙」
がある文脈上重要視されるようになった読み方)を完全に無視して読むと、
ギリシャの古典的な詩の世界に対するテンションを保っていて、それが
ほとびてしまった人の話なんだな、と思う。それは本当に痛切で、
シンプルで、どんな言語を使っていようと起こりうることに思える。

            ♪
 プラムやラズベリーが沢山描かれているエメリー・ボード。円形で
ふちが薄くなっており、全体は乳白色。プラムやラズベリーの部分だけ
が、それぞれの果物に忠実な赤や紫色で、なんとなく果物の匂いが立つ
ように膨れている。