2010-01-01から1年間の記事一覧

なぜその手帳欲しくないのか

あんまり悪口ばかり書いても仕方ないので、じっくり「ほぼ日手帳」のサイトを見た上で なぜこの手帳を欲しくないのか書いてみる(またストーキングというか、この不細工なおっさんから 日常生活の中で人と遣り取りしたことに言及されるようになってから、本…

青い鳥

ハンカチのピコットが鳥のかたちをしており、露草の青い色で染め上げられている。べったりしたもち手のポンプでくみ上げた水を流すと、ハンカチの向こう側に見えるアンテナの更に向こうのところで植物を高い所に運ぶ風が一瞬止み、そのまま手元に流れこむ。…

複雑系

入門書を改めて少し読む。難しい。 陽の光が道のコンクリートに細かく 流れていて、そういうのを見ると秋 だなという気がするが、立て込んだ 店とかその時々考えていることのせ いもあって自分が本当に何を感じて るのかは解らない。 ♪ 前半に書かれているの…

アリスと鷲

通りを歩きながら、ワンパターンになってる考えとそうでない考えをしっかり区分けして クラクラしないようにしないといけない、と思う。まだコート着なくても寒くない。けれど あと一ヶ月もしないうちに寒くなるだろうし、その時にコートがだれてると気持ち…

黒いツイードのワンピース

黒いツイードのワンピースの中に混ざりこんでいる毛束が銀色をしており、 手で触れると何となく熱を感じる。肌の上をブラシで擦ったような痛みと 突然踏み出したとき、足元に広がる分厚い雪の層の心もとなさ。黒い、 ループの毛のそこかしこに、周囲から景色…

糸とんぼ

職場からの帰り道に「糸とんぼ」みたいなもんを見る。 糸とんぼって居るのかわからないが、普通のより若干細くて 翅が心もとない感じ。でもしっかり飛んでいる。つーっと横切られて どこに飛んでいったのか解らないが、何となく得をした気分になる。 (すっ…

文書整理

をしながら、「日本共産党粛清史」ってどこかにあったなぁと思う。 (そんなもの読みたくないのだが、暴力と機能不全についてのポップ なイメージと形而上学、みたいな事柄をどうにか整理するとしたら、 読み返してみてもいいのかもいいのかも知れない、と思…

鍵の二重仕様

目の前にある扉のガラス部分に、水滴がついているのを指でぬぐおうとする。 扉のノブの付近に南京鍵のような四角い箱のついた錠前が下がっている。錠前 の中から音がするので、中にさらに何かがこめられているのは確かなのだが、 それを言い当てることは難し…

ある状況

についての文章をまとめ読みしながら、暗い嫌な気分になる。 具体的に言うと「ポストモダン以降」とか言われる文節に対する言及みたいな ものだ。「〜読んでた」とかついつい「〜に対して知っている2,3の事柄」とか 言う文言をすぐ使ってしまう感じとか。何…

私のジューサー

ジューサーは 軍が払い下げない家電 いろんなものを粉々にしてるのに 銀の帽子みたいな上蓋をあげて 渦を巻くミルクを見てた 眠い 夜になりきらない 場所には牙のついた王冠が・・・ アジテーション

ラブラブowl city

ちょっと前にCDを車で聴き、これはいいという感じに。 ボートの家。 ♪ 行きがかり上、知人に内田樹先生のレポートについての記事をコピペで見せて、ちょっと鼓舞する。 (唯物論的に親切な分類をしている研究者で、本当だったら著書くらい出ていてもよい筈な…

耳鳴り

が若干し、何だか気持ち悪いのだがどうにか気分もよくなったので、 懸案だった知人のカルチャーセンターについて色々と考える。 チラシを作りながらこれはカルチャーセンターではないと思うのだが、 淡々と将来的に、ゆったり落ち着けてご飯を食べたりミシン…

当然あるだろうけれども、今まで考えたことがなかった。 行ったことはなくても通りかかったことだけはある「レントゲン藝術研究所」という画廊があり、とっくの昔に 閉まっているのだが、そこで白いダッコちゃんが沢山ぶら下がっている「作品」を展示してい…

メモ

古賀春江 http://www.moma.pref.kanagawa.jp/museum/exhibitions/2010/kogaharue/index.html#detail 映画化したい、という気がする。そしてそれはそんなに難しいことじゃない気がするのだが、よく解らない。「牛を焚く」という詩を読んだときの気分は今でも…

寝転がってプレヴェール

読むのはすごくいい事で、ある種の酷さのせいで景色が似通うのかとも思うが、 どんなかたちでか話に出口がないといけないような気もする。

錯視

すごく基本的なことかもしれないのだが、3Dの映画のメガネは何で3Dの像を構成するのか よく解らない(大体アバターを3Dで見ていないし)。思考の中でそれらしく像を結ぶ、と いうことと、それを過去に思い浮かべたことがあるということ(文字とか何らかの…

帰ってきたピエール・リヴィエール

絶版なので驚いていた「ピエール・リヴィエールの犯罪」が文庫版になって帰ってきたらしく、 でもこのサイズの本で読んで、ピエール・リヴィエールに無理なく感情移入出来てしまったら 結構嫌だなぁと思う(大体「批評と臨床」を読んで、後期のドゥルーズが…

ミシェル・レリスの日記が面白すぎて

もう、読んでいると機嫌がよくなっておかしくておかしくて仕方ない。こういう人が居てくれて ありがとう。そしてこれを取っ掛かりにフランスの民族学が体系化され整備されたというのは 素敵な話だ(出てくるジャコウネコとかジャッカルがすごくいい感じで、…

箱に暮らす

定期的に見る白昼夢のようなもの(それはどちらかというと疲れているときに 数分ウトウトすると考えにスッと入ってくる感じなのだが)。 箱に暮らす、というより、この世界そのものが何かの箱(必ずしも四角くない)であり、内面もそんな風に構成されている …

とはいえ

私は「やや日刊カルト新聞」、別に好きでも嫌いでもないのだが(糸井重里という人ははっきり大嫌いだけれども)。 レメディは何なのか。プラシーボみたいなものなのか。私はこういった「怪しいもの」の中でバッチフラワーレメディー だけは実物を手にして暫…

ホメオパシー

今年の1月15日と18日の日記に、たまたまホメオパシーの事を書いた(が、関心を持ちつつも実際に施術された ことはなく、今代替医療行為で何か問題が起きているということを「やや日刊カルト新聞」の記事で知って気になり、 検索してみたら2回ホメオパシー…

春山行夫

まとめて読みたいな春山行夫。 ♪ それは「韓国系だから」気持ち悪いのではなく、端的に犬だって病気の個体しか取らない行動を何で人間がとるのか よく分からないのだが、とにかく食文化が普通の人間と比べて大幅にとち狂っていて、大変に気持ち悪い奴を表に …

書籍バブル

何だ、みんな思ってることは同じなんじゃない、と思う。 内田樹先生と茂木さんの書いた本が全部「バブル」だったという お話だが(勝間和代という人の本については、読んだことがないの で分からない)。何がこのバブルを支えているのか考えると、やっぱり …

つい

「ガチャピン日記」を見てしまう(それにしても、ムックの赤いこと赤いこと。私は今年の 夏何故かトマトが食べられなくなった。なんか気持ち悪くて心に鍵がかかってしまう。そういえば「アタック・オヴ・ザキラートマト」ってあってほんとに下らない映画だっ…

言葉と論理、時間

何かを言うか書く前に、論理的に矛盾していないか、とか、表現として妙じゃないかを判断するが、 カルトに駆動されて行動している人ってそれを完全に人任せにして、最初から全く自分の頭では考え ないらしい。結果、所属している社会体とか年齢や性別が違っ…

人は「ちょっと無理」な男性からコネだけ引っ張れるのか

茂木さんという方はおそらく居住空間という概念をあんまり持たないのだろう。 (というか、それは別に特異なことではなくて、男の人で全く部屋のレイアウト とか壁紙がどうのという事に関心なく、空調がまともで棚があればそれでいいと いう人を仕事で何人も…

PSという雑誌/

出先でPSという雑誌の表紙を眺めながら、こういうのは全く創価学会と関係のない世界だわ、 と思う。で、都心部でそれなり自分の世界を持ってる女の人は割とそういう世界に生きていて (森ガールとか文化系少女みたいなひとたちはそんなもんじゃないか、そ…

グリグリと女ザールについて

「幻のアフリカ」にあまりにも訳の分からないことが 書いてあるので、ひーひー笑いそうになりながら読む。 (グリグリというのは一種の精霊のようなものなのだが)。 この本のレリスというひとは完全に私情の人であり、でも そうでないとグリグリについても…

ミシェル・レリスTシャツの良さ

これ作ったの10年前だが、アフリカについての日記を読みながら着ると ミシェル・レリスはなんて良いのだろう、という気になる(そして現在、 グローバルなブランドを象徴するのはマクドナルドではなくIKEAで、 みんなある程度は他人を認めるために部屋の…

記録媒体/何このMSN

ある企画のお話を数名(6人)でし、企画がどうとかいう以前に、みんな心底そのジャンルが好きなのだろうなという気がして、単にそれだけの理由で毀損のターゲットになっていることを今更のように異常に思う(映画の現場についての大変すばらしい話を聴いた…